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朝日新聞「ひびき紀行」にオーボエ浅川和宏が掲載されました!

いつもブログで、コンサートマスターがチューニングをしている写真を掲載して、これからコンサートやリハーサルが始まります!と書いています。

ただ実際にはその前の工程として、オーボエ奏者が「A」(ラ)の音を出しています。
それを受けてコンサートマスターが「A」音を弾いているのです。

「第465回定期演奏会」より
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 (C)飯島隆

オーケストラの中で一番最初に音を出すオーボエ奏者にスポットを当てて頂いた特集記事が、6日の朝日新聞週間の1面に「ひびき紀行」というコーナーに掲載されています(関西版・夕刊)。

「第465回定期演奏会」より
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 (C)飯島隆

先日開催されたフェスティバルホールの開業記念式典の後半、大阪フィルが記念演奏をさせて頂いたのですが、その時オーボエの1番を吹いた浅川和宏を朝日新聞「ひびき紀行」で取り上げて頂きました。

上の写真は今年の「2月定期」のものですが、フェスの記念演奏時の写真が朝日新聞の1面を飾りました!

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少し前に行われた取材に立ち会いました。

記者さんの絶妙な問いかけに浅川は、最初に「A」の音を出すことの意味、そしてどれだけ神経を遣って「A」音を吹いているのかなどを、丁寧に語っていました。

まずはリードだけを吹くとこんな音がします!と、吹いてみせてくれたり・・・

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「ヨシ(葦)を薄く削って2枚を合わせて作るリードは市販もされていますが、こだわりの強いプロの奏者は全員が手作りしています。
オーボエを吹いている時間よりリードを作っているほうが長いくらいです(笑)。」

そう言いながら、実際にリードを削ってくれました。

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「その日のコンサート出来不出来が最初の「A」の一音で決まるような気がするのです。
ピッチは周波数442ヘルツ。 これが高ければ華やかに聞こえ弦楽器は喜ぶかもしれませんが、管楽器は吹くのが大変です。 ピッチはとてもデリケートで重要です。 世界的に有名なオーケストラの奏者は音叉を耳に当てて、正確な音を測りながら吹いています。 私はクリエイティブな「A」にこだわりたいです。 「A」音を出す瞬間、とても緊張します」

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「新しいフェスティバルホールは素晴らしいですよ。 練習で何度かステージに立ちましたが、自分の音も良く聴こえ、他の楽器も良く聴こえる。 アンサンブルがしやすいホールです。 こけら落としの最初の「A」を吹くのは怖いですが楽しみです。」

リード作りの7つ道具を前にそんな事を語る浅川でした。

朝日新聞「ひびき紀行」は、そのような事を語っていた浅川が実際にフェスティバルホールの開業記念演奏会で「A」の音を出した時の模様や、フェスティバルホールの音響の秘密にまで言及し、音響設計の担当者のコメントを交えて特集されています。
朝日新聞デジタルでも見られるようですので、どうぞご覧ください。

朝日新聞デジタル「ひびき紀行」はコチラをご覧ください



ちなみに、何故「A」の音でチューニングをするのかについては、「A」の音がイタリアで生まれた西洋音楽のもっとも基準とされる音だからと言われています。
なのでABCの「A」。
全ての弦楽器は共通で開放弦でAの音が鳴ります。
だからチューニングには「A」だとも言われています。

また、オーボエが音を出してチューニングするのは、音が一番安定していて長く良く響く音を出せるからという説や、オーボエ以外の管楽器(実はファゴットもですが)は管を伸縮させることで音程を合わせやすいのですがオーボエやファゴットは他の楽器の音程に合わせるのが大変なので基準に置いているという説もあります。
弦楽器は音程が微妙に変わりやすく、すぐに合わせる事も出来るので、基準の楽器としては不適切なのでしょうね。

これからはオーケストラのチューニングに注目ください。

それにはまずコンサート会場に足をお運びください。
シーズン最初の定期はハウシルトのブルックナー9番。
今なら間に合います!

ザ・シンフォニーホールでお待ちしております!

(広報:H.I)

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「第467回定期演奏会」

日 時:4月18日(木)、19日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ヴォルフ=ディーター・ハウシルト
曲 目:
ワーグナー/ジークフリート牧歌 〈ワーグナー生誕200年記念〉
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
料 金:
A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席・S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール内) 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:186-751】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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