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シーズン開幕を告げるブルックナー9番、もう1日ございます!

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大阪フィルの新しいシーズン最初の「第467回定期演奏会」初日は大盛況のうちに終了しました。

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公演まで1週間のタイミングで、指揮者ヴィルフ=ディーター・ハウシルトさんに代わって急きょ指揮して頂く事になったカール・アントン・リッケンバッヒャーさんには本当に感謝しております。

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初日を終えて、ご覧になられた皆さまの感想がネットやツイッターなどに上がっていますが、概ね良かったと言って頂いているようで、安心致しました。

定期初日の長い1日をリポートいたします。
ゲネラルプローべはコンサートマスター田野倉雅秋のチューニングからスタートです。
いつもの光景ですが、2階席から見ていただきましょう。

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ワーグナー/ジークフリート牧歌をゲネプロでマエストロは、指揮棒を持たずに指揮されていました。
自然で柔らかな曲の雰囲気に、指先まで神経の行き届いた手の動きがマッチしているように感じましたが、本番では指揮棒を持たれていましたね。

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弦10型、ほぼ1管編成の小ぶりのオーケストラで奏でる「ジークフリート牧歌」。
小さな曲ですが、愛情がたっぷり詰まった名曲です。

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管楽器はフルート1、オーボエ1、クラリネット2、ファゴット1、トランペト1、ホルン2という小さな編成でお届けいたしました。
中でもトランペットの出番は20分の中で一部だけ。
ずっと待って、その瞬間に最高の音を出す。 大変です・・・。

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「ジークフリート牧歌」終了後、弦楽器トップのメンバーがマエストロの元に集結し、何やら確認をしていました。 
もちろんヴィオラ小野眞優美も直前までこの輪に入っていましたよ。

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本番でのワーグナー、とても端正な演奏だったと思います。
心が洗われるような美しい愛の調べ、皆さまの元に届きましたでしょうか?

後半はブルックナー交響曲第9番、ゲネプロの前に本番を予感してでしょうかマエストロが「Good!」と言われているように思えました(笑)。

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立っているだけでも美しい、マエストロの指揮姿。

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対向配置の弦楽器、ステージ上手に2ndヴァイオリンとヴィオラが並びます。

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ステージ下手に、1stヴァイオリン、チェロ、そして後方にはコントラバスが並びます。
シンフォニーホールステージ2階バルコニーから見た光景、美しいです!

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それでは上手側の管楽器もどうぞ。
先ほどの「ジークフリート牧歌」とは違い大編成オーケストラです。
フルート3、オーボエ3、クラリネット3、ファゴット3、ホルン8(5番~8番はワーグナーチューバと持ち替え)、トランペット3、トロンボーン3、バス・チューバ1、ティンパニ1。

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上手バルコニーから下手管楽器を見るとこんな感じです。
チューバのベルの向こうに、トロンボーン、トランペットが見えます。
そして、ファゴット、クラリネット、オーボエ、フルート・・・

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なかでもやはり目を惹くのは1番奏者のアシスタントも含め、総勢9名のホルンです。
全員でホルンを吹いている光景がコチラです。
5番奏者から8番奏者がワーグナーチューバに持ち替えると・・・

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コチラになります。
ワーグナーチューバの神々しい響き、後期ブルックナー作品には欠かせません。

以前、準・メルクル指揮でワーグナーを演奏したタイミングに、毎日新聞「アートのトリセツ」で村上哲がワーグナーチューバについて取材を受けた事があります。
その模様を掲載したブログ、興味がお有りの方はどうぞ。

「ホルン村上哲が語るワーグナーチューバの魅力」はコチラをご覧ください


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指揮者にとって指揮棒は身体の一部。
ちょっとした動きも指揮棒を通じて大きな動きに見えるので指揮棒は便利なのですが、無駄な動きや変なクセも大きく見えてしまいます。
マエストロの指揮は美しく、上品です。

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オーケストラのサウンドバランスを第1に、スコアを読み解くマエストロ。

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パワフルマッチョではなく端正で上品なブルックナーサウンドがザ・シンフォニーホールに鳴り響きました。
2楽章最後の音が鳴りきった瞬間も、マエストロの指揮棒は直角に天井を向いています。

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ゲネプロを終えた瞬間のマエストロの様子です。
コンマス田野倉雅秋に向けて見せたこのポーズ、全幅の信頼を置いているコンマスに向けた感謝の思いが感じられました。

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1楽章は神秘的に、2楽章は快活な中にも力強く、3楽章はただただ美しく曲が流れていきました。

バランスを重視したマエストロの意図が反映された端正なブルックナーだったのではないでしょうか。
もちろん響きや力強さは、大阪フィルです。

急な代役にも関わらず、素晴らしいパフォーマンスで応えたマエストロにブラヴォーでした!

このブルックナー9番、ぜひ皆さまに聴いて頂きたいと思いました。
ブルックナーが苦手と言われる方にも聴いて頂けるブルックナーだと思います。

当日券もございます、どうぞザ・シンフォニーホールへお越しくださいませ。

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開演前には今やすっかり恒例となったプレトーク・サロンも18時半より2階ホワイエで開催しております。
ちょっとした疑問もこういう機会に解消して頂ければと・・・。
初心者の皆さま、ぜひお集まりください。

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終演後には楽屋口でマエストロのサイン会も行なわれました。
この日の演奏で、多くのお客さまの心を鷲掴みにされたマエストロ、ファンの方に囲まれてとてもにこやかな表情が印象的でした。

マエストロ、もう1ステージよろしくお願い致します!

(広報:H.I)

「第467回定期演奏会」
日 時:4月18日(木)、19日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:カール・アントン・リッケンバッヒャー
曲 目:
ワーグナー/ジークフリート牧歌 〈ワーグナー生誕200年記念〉
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
料 金:
A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席・S席は完売
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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