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マエストロ・リッケンバッヒャー氏に、ブラヴォー!

シーズン開幕を告げる「第467回定期演奏会」は、両日ともにお客さまの盛大な拍手喝采に包まれ、無事に終えることが出来ました。

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 (C)飯島隆

無事にと書きましたが、今回の定期は本番直前に指揮者の変更があり、文字通り無事にそして大成功で終えることが出来たのは、急きょ代わりの指揮を見事に務めていただいたマエストロ・リッケンバッヒャー氏のおかげだったのです。
マエストロには、心より感謝申し上げます。

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 (C)飯島隆

本番2日目のリポートは、カメラマン飯島隆さんの写真を使ってお届けいたしましょう!
前半にお届けしたワーグナーの「ジークフリート牧歌」は弦10型の小編成で、ステージに並ぶとご覧のようにすっきりしています。
後ろに、ブルックナーで使用する楽器たちが置かれていますね。

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 (C)飯島隆

この写真もそうですし先ほどの写真もそうですが、マエストロは笑顔で指揮をされています。
余裕が感じられていいですね。
「ジークフリート牧歌」は愛の曲です。 
悲壮感を漂わせながら指揮する曲ではないですよね。

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 (C)飯島隆

ワーグナー生誕200年の記念の年に、シーズン最初の定期のオープニングを飾る「ジークフリート牧歌」!
とても美しく上品に、皆さまにお届け出来たと思うのですが、いかがだったでしょうか?

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 (C)飯島隆

休憩をはさみ、メインのブルックナー交響曲第9番です。
上の写真と楽器の並びを比べていただくと、いかに大きな曲かが判ると思います。

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 (C)飯島隆

ステージ上手の後ろに配されるホルンセクション。
1番~4番がホルン、5番~8番がワーグナーチューバ。
画になりますね!

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 (C)飯島隆

練習初日、第1印象が「大阪フィルは大きな音だなー!」と思われたマエストロ。
マエストロのブルックナーは、バランスの取れた端正なブルクナー。
朝比奈時代のブルックナーがお好きな方には少し物足りなかったかもしれませんね。

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 (C)飯島隆

今回、お客さまと話をしていて驚くほど多かった声が、「ブルックナーがこんなに綺麗な曲とは知らなかった」というものでした。
女性のお客さまに多かった声ではありますが・・・。
どうもブルックナーというと「迫力のサウンド!」的なイメージが強く、メロディーなどに神経が行っていないような感じだったようで、「アダージョの美しさにやられました!」といった声はとても貴重な声なのでしょうね。
これこそがマエストロの目指したバランスの取れたブルックナーなのかもしれません。
これもひとつのアプローチです。

今回のブルックナーでは物足りなく感じられた皆さまがお好きなパワフルマッチョなブルックナーも、大阪フィルのブルックナーとして、王道を行くものです。

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 (C)飯島隆

ともに、魂を揺さぶる精神性の高さこそがブルックナー音楽の基本だと思うのですが、マエストロ・リッケンバッヒャー氏のブルックナーでもそれは感じる事が出来、感動いたしました。

ブルックナー交響曲第9番、奇跡の音楽ですね。

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 (C)飯島隆

定期演奏会当日に入口でお渡しするプログラムの人気企画、「大フィルの間」。
メンバーの紹介ページですが、今回紹介したメンバーは・・・
まず、コントラバス奏者の池内修二です。
この日は2プルトのインで演奏していました。

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 (C)飯島隆

そして、もう一人がクラリネット奏者の金井信之。
この日はブルックナーのクラリネット1番を吹いていました。

「大フィルの間」、今回も楽しんで頂けましたでしょうか?

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 (C)飯島隆

第3楽章アダージョのラスト、ワーグナーチューバの柔らかな音で締めくくられた後、割れんばかりの拍手喝采、そしてブラヴォーの嵐!
マエストロは客席に向かって深々とお辞儀をされました。

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 (C)飯島隆

そしてコンサートマスター田野倉雅秋と握手。

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 (C)飯島隆

マエストロは、ホルンをはじめ管楽器のメンバーを次々に指名し、お客さまに紹介していきます。
そして弦楽器も、トップ奏者と握手してセクションごとに紹介されました。

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 (C)飯島隆

素晴らしい演奏は指揮者と奏者だけでは生まれません。
お客さまの集中力も要求されます。
静かに聴いて頂きありがとうございました。

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 (C)飯島隆

マエストロも1週間前には、日本でブルックナーの9番を指揮し、このように大きな拍手喝采の真ん中に立っているイメージはなかったと思うのです。
それは私たちも同じです。
これだけの大曲を1週間で指揮されるというのは、ブルックナー9番が普段より自分の手の内に入っている曲だということでしょうね。
本当に素晴らしいパフォーマンスを見せていただいたマエストロに、感謝とリスペクトの気持ちを捧げたいと思います。

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ザ・シンフォニーホールの名物でもあるアーチストのステッカーの前で、マエストロとコンマス田野倉雅秋、渡辺美穂で記念撮影をしました。
皆さま、はいスマイル!

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 (C)飯島隆

マエストロにありがとうの気持ちを伝えたい!と、たくさんの方が両日とも終演後の楽屋口に並んでいただきました。
その一人ひとりとにこやかにサインに応じるマエストロ・リッケンバッヒャー氏。

「マエストロ、また指揮してください!」
お客さまの多くの方がマエストロに伝えていました。

私たちの気持ちも同じです。
今回は、出会うべくして出会ったのかもしれませんね、マエストロ。
マエストロとファンの皆さまのおかげで、素晴らしいシーズンのスタートが切れました!

どうかこれからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

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