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「復活」練習2日目、ソリストと合唱団も合流しました!

マーラー「復活」練習も2日目となりました。

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この日もコンサートマスター田野倉雅秋のチューニングで練習が始まりました。
練習は第5楽章からと決まっています。

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大植マエストロは、いつものように弦楽器のトップ奏者と握手を交わして「おはようございます!」とだけ話し、指揮棒を構えました。
短い時間ですが緊張が走る瞬間です。
やおら、指揮棒を振り下ろすと・・・

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管、弦、打楽器の激しい響きが練習場に鳴り渡りました。
全5楽章の中でも最もスケールが大きく時間を要する楽章が始まりました。

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聴きどころの多い第5楽章ですが、その一つがホルン、トランペット、打楽器のバンダ。
ホルン4名、トランペット4名、打楽器2名によるバンダチームは練習場の外に位置し、モニター画面を見ながら演奏します。

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練習場の扉を開けて演奏すると、中には良い感じに聴こえるのです!
打楽器奏者は大変です、直前まで中で叩いていますが瞬間に移動をし、バンダに合流。
そして出番が終わるとすぐさま中に戻っていきます!

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本番では暗譜で指揮する大植マエストロですが、練習ではいくつもの付箋がスコアに貼られています。
課題をクリアしていけば1枚ずつ付箋の数が減っていくようですね。

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緻密な練習の積み重ねが、スケールの大きな音楽に繋がっていく。
マエストロの音楽はこうして作られていきます。

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オーケストラ練習の後、休憩を挟んで後半はソリストや合唱団との合同練習です。
合唱団のメンバーを後ろに従えて、第5楽章がら練習スタート。
聴かせどころいっぱいの木管楽器、楽器の編成としては、
フルート4(全員ピッコロ持ち替え)、オーボエ4(3、4番イングリッシュホルン持ち替え)、クラリネット5(3番バスクラリネット、1番小クラリネット持ち替え、)、ファゴット4(4番コントラファゴット持ち替え)
1番を吹くメンバーをご紹介しましょう。
フルート野津臣貴博、オーボエ浅川和宏、クラリネットはブルックス・トーン、ファゴット宇賀神広宣です。

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金管楽器も格好いいソロが多いのが「復活」です。
楽器編成としては、
ホルン10(そのうちバンダに4)、トランペット10(そのうちバンダに4)、トロンボーン4、チューバ1
常に大活躍のホルンやトランペットはバンダも含めて見せ場十分ですが、ぜひ注目して頂きたいのがトロンボーンです。
ソロでもアンサンブルでも、これぞトロンボーン!というサウンドが堪能できます。
お楽しみ下さい。

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2台のティンパニーを中心に、ずらっと並ぶ打楽器群。
バンダでも演奏し、大忙しの打楽器奏者たちなのです。
シンバル3(バンダで1)、タムタム2、大太鼓2(バンダで1)、小太鼓1、グロッケンシュピール、鐘(音程の定まらないもの3種)、ルーテ(むち)

その他の楽器としては、ハープ2台、オルガン、弦五部(16型)、ソプラノ独唱、アルト独唱、混声合唱
すごい編成ですね、これぞ「復活」です!

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第5楽章の第3部、待ちに待った合唱の登場です。
マエストロは合唱団のメンバーに頑張りましょう!と呼びかけます。

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マエストロはもちろん指揮しながら歌っています。

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この日から登場のソリスト、ソプラノはドイツ生まれのスザンネ・ベルンハート。
大阪フィルとは2011年のマエストロ指揮「第9シンフォニーの夕べ」でもご一緒しました。

 2011年「第9シンフォニーの夕べ」より
終演後のソリストと監督
 (C)飯島隆

その時の終演後の記念写真がコチラ。 いちばん左が彼女です。

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アルトはエストニア生まれのアネリー・ペーボ。
彼女とは昨年5月、マエストロ指揮のマーラー交響曲第3番でご一緒しましたね。

 2012年5月「マーラー交響曲第3番」練習の光景
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とても気さくな彼女は、合唱団にドイツ語の発音を指導して頂きました。

 2012年5月「マーラー交響曲第3番」練習の光景
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悪戦苦闘している合唱団を見ていて、上手くいくと‘Good!’。
合唱団のモチベーションも上がり、とても教えるのが上手でした。

お二人とも大植マエストロのことも大阪フィルのこともよくご存知です。
実力も経験もともに申し分のないソリストとの共演、皆さまご期待下さい!

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合同練習時の合唱団。 本番は総勢160人強の合唱となります。
何処からともなく湧いて出るイメージで歌が始まります。
そのために、それまで通りの座ったままの姿勢で歌いだします。

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途中から立って歌う合唱団。
そこから最後にかけては、美しさだけではなく、力強さが要求されるのです。

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二人のソリストもマエストロの指揮の下、大声で歌われます!

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ますます盛り上がっていくマエストロは、全身で指揮!

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ソプラノ・ソロとアルト・ソロの二重唱が終わると、合唱団の腕の(声の)見せ所となります。
もちろんマエストロも歌います!

以下、いちばん最後の盛り上がる箇所の歌詞と対訳を掲載しましょう。
出典は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』です。

Mit Flügeln, die ich mir errungen Werde ich entschweben.
私が勝ち取った翼で、私は飛び去っていこう!

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Sterben werd ich, um zu leben!
私は生きるために死のう!

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Auferstehn, ja auferstehn wirst du,mein Herz, in einem Nu!
よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう、わが心よ、ただちに!

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Was du geschlagen,zu Gott wird es dich tragen!
おまえが鼓動してきたものが、神のもとへとおまえを運んでいくだろう!


本当に歌っているかのようなマエストロの指揮姿、これだけで迫力十分ですね!
「復活」の本番はいよいよ明日と迫ってまいりました。

練習を見るにつけて、私たちも期待が膨らんでいきます。
練習も残すところ1日。
皆さまもどうぞ楽しみになさってください。


(広報:H.I)


「第51回大阪国際フェスティバル」
日 時:4月26日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
独 唱:スザンネ・ベルンハート(ソプラノ)、
    アネリー・ペーボ(アルト)
合 唱:フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団(大阪フィル合唱団ほか)
<プログラム>
マーラー:交響曲第2番 ハ短調〈復活〉

チケットは全席完売いたしました。
当日券の発売はございません。
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

お問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

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