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V・フェドセーエフ指揮「NHK交響楽団定期」を聴いてきました!

準・メルクル指揮でワーグナー「ニーベルングの指環」メルクル版を演奏した「3月定期演奏会」の時もそうでしたが、後になって「こんな素晴らしい演奏なら、少々強引にでもお客様へアピールするべきだった!」と後悔する事があります。
どうしても聴いて頂きたい演奏!
今回の「第468回定期演奏会」は間違いなくそんな演奏会になると確信しました。
根拠は、先週末に行なわれたNHK交響楽団「第1755回定期演奏会」を聴いたこと、です。

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来週の定期を指揮していただくのは、マエストロ・ウラディーミル・フェドセーエフ。
今回のN響定期客演がマエストロ・フェドセーエフで、意外にもN響デビューだったのです。
チャイコフスキー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)を率い、あるいは大阪フィルをはじめ色々なオーケストラを指揮するために何度も来日を果たし、日本でも人気のマエストロがN響を指揮されていなかったんですね。
マエストロのN響デビュー、聴きたい!
久し振りに大阪フィルの定期を振っていただく前に挨拶をしておかなければ!と思い、東京のNHKホールに行って参りました。

フェドセーエフ

「NHK交響楽団第1755回定期公演」のプログラムは、ショスタコーヴィチ交響曲第1番、チャイコフスキー弦楽セレナード、ボロディン家劇「イーゴリ公」から“序曲”“ダッタン人の踊り”という、オールロシアもので構成されていました。

いきなりショスタコーヴィチ交響曲第1番で始まり、聴衆のハートを鷲掴みです!
マエストロは指揮棒を持たずに。この複雑な曲を指揮されます。

フェドセーエフ1

休憩をはさんで演奏されたチャイコフスキーの弦楽セレナードは、弦16型による迫力のアンサンブル。
マエストロのちょっとした指の動きで表情を大きく変えるオーケストラ。
さすがN響さん、見事です!
これが大阪フィルだったら…と妄想して、ニヤニヤしてしまいました。
マエストロの存在感が凄すぎます。
最後の「ダッタン人の踊り」は、ダイナミックレンジをいっぱい使い迫力十分!
お客さまの拍手とブラヴォーが、マエストロのデビュー大成功を物語っていました。

画像 15075

終演後、マエストロの楽屋を訪ねました。

「大阪フィルと大阪のファンを代表してご挨拶に参りました。マエストロ、素晴らしい演奏でした!」と言う私を握手で歓迎してくださり、
「来週の大阪フィル、楽しみにしているよ」と言っていただきました。

そしてお疲れのところ、丁寧にこちらからの質問にも応えていただきました。

マエストロ、大阪フィルの定期で指揮をされる交響曲「マンフレッド」はどんな曲でしょうか?

交響曲「マンフレッド」はチャイコフスキーの作品の中で例外的な作品です。 彼の作品は愛するロシアの作家プーシキンやゴーゴリなどを題材としたロシア的なものが多いのですが、この作品は英国の古典を題材として取り入れています。 シェークスピアの香り、英国の香りのするチャイコフスキーは珍しいですね。 チャイコフスキーが好きだと言われる方にも、とても興味深い作品だと思います。 ぜひお聴きください。

久し振りの再会となる大阪フィルのメンバーに何か伝言はございますか?

私は40年間、チャイコフスキー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)を指揮してきたことで、音楽家(メンバー)の気持ちがわかるようになった気がします。 オーケストラの皆さまは楽器を上手く演奏する事が望まれますが、それがすべてではありません。 上手なだけの演奏は通りいっぺんの演奏と聴衆は見抜いてしまうでしょう。 愛情を持って演奏すれば、皆さまに喜びや満足感が与えられると思います。 音楽家の皆さまは、ご自分の仕事を愛してください。毎日の仕事の中に喜びを見出だし、毎回音楽の創造と再構築を繰り返していく事です。 一緒に素晴らしい音楽を作りましょう。

大阪フィルのファンの皆様にメッセージをお願いします。

芸術(音楽、文学、絵画など)を愛するという事は、皆さまが生きていく上でとても大切なことだと思います。 ロシアの有名な作家ゴーゴリの言葉に、「この世に音楽がなかったらいったい人間(この世)はどうなってしまうものか。 音のない世界を想像してみて欲しい。」というものがあります。 まことにもっともな言葉だと思います。 皆さまの愛する音楽を聴きに、ぜひ会場へいらしてください。

マエストロと大阪フィルは、これまでに4度共演しています。
2004年に5度目の共演を予定していましたがマエストロの体調不良で叶わず、今回は1999年以来となります!
そんな事もあってマエストロの健康状態が気になっていたのですが、指揮姿はもちろん、間近でお会いしたマエストロはお元気そうで安心いたしました。

この日の演奏を聴いて、本当に楽しみになってきました。

自信を持ってオススメ致します。
マエストロ譲りのこれぞチャイコフスキー!という演奏をお届け出来ると思います!

来週23日、24日にザ・シンフォニーホールで開催する定期演奏会にご期待ください!
チケットA6000円~C4000円まで、まだ余裕がございます。
マエストロ・フェドセーエフの交響曲「マンフレッド」、ぜひお越しください。

月曜日からはいよいよ定期練習が始まります!
しっかり練習の模様もリポート致しますので、そちらもお楽しみになさってください。

(広報:H.I)

「第468回定期演奏会」

日 時:5月23日(木)、24日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
曲 目:ハイドン/交響曲 第91番 変ホ長調 Hob.I,91 
    チャイコフスキー/交響曲「マンフレッド」 作品58 
料 金:A席:6000円、B席:5000円、C席:4000円)S席、D席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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