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高らかに鳴り響いた交響曲「マンフレッド」、フェドセーエフ万歳!

「第468回定期演奏会」は大盛況のうちに終了しました。
ご来場頂きましたお客様に心より御礼申し上げます。

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 (C)飯島隆

14年振り5度目の共演となったウラディーミル・フェドセーエフさんはとてもお元気でした。
お国もののチャイコフスキー交響曲「マンフレッド」とハイドン交響曲第91番というプログラムを通して、大阪フィルからいつもと違ったサウンドと魅力を引き出して下さいました。

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 (C)飯島隆

前半のハイドン交響曲第91番では、当時のオーケストラのサイズを意識して小編成で演奏するものと思っていましたが、マエストロの希望でチャイコフスキーと同じフルサイズの弦楽器で演奏いたしました。
結果、迫力が増したという以上に、ダイナミックレンジが広がり深い音が印象的でした。

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 (C)飯島隆

コチラがチャイコフスキー/交響曲「マンフレッド」のオーケストラ全景です。
先ほどのハイドンの写真と比べると弦楽器は同じですが、管楽器と打楽器の数が随分多いのがわかりますね。
2台のハープにも奏者が座っています。

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 (C)飯島隆

5月定期のプログラムに掲載した楽員紹介コーナー「大フィルの間」は、左ページが2ndヴァイオリンの小林亜希子でした。(中央が彼女)
2ndヴァイオリンのトップは、エキストラの宮田英恵さんで、サイドに田中美奈が入りました。

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 (C)飯島隆

「大フィルの間」右ページはヴィオラの周平(2プルトのアウト)。
文化大革命の最中、苦労して音楽を勉強したことなどを語ってくれました。

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 (C)飯島隆

今回演奏した交響曲「マンフレッド」は、チャイコフスキーの交響曲の中でも唯一の表題交響曲。
作曲時期は、交響曲4番と5番の間に位置づけられますが、両曲に比べて圧倒的に演奏機会が少ないので今回初めて聴かれた方が多いのではなかったでしょうか。
「初めて聴いたけどとっても良い曲!」、「どうしてもっと演奏しないの!」
ロビーでお会いするお客さまもそんな声が多かったですね。

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 (C)飯島隆

指揮棒を持たずに指揮をされるマエストロ・フェドセーエフ。
両手の指のちょっとした動きで、曲の微妙なニュアンスを表現されます。
とても柔らかな指揮です。

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 (C)飯島隆

マエストロのイメージするちょっとしたニュアンスを表現するためには、よりオーケストラの集中力が必要となります。
アーティキュレーションやフレージングなどマエストロの思い描く音楽を、メンバーは上手くカタチにすることに成功したという事で、マエストロは上機嫌でした。

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 (C)飯島隆

マエストロ渾身の指揮に応え、大迫力の演奏で交響曲「マンフレッド」は終了!
両日ともに温かく盛大な拍手喝采を頂きました。

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 (C)飯島隆

練習、プライベートを通じ、ロシア語で会話をしていたマエストロとコンマス崔 文洙。
崔 文洙は桐朋学園を経てモスクワ音楽院に留学し、88年から97年までロシアで過ごしたことで、ロシア語がしゃべれます。
マエストロにとってこれほど力強い支えは無かったのでしょうね。
演奏を終えると、真っ先に崔と握手です!

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 (C)飯島隆

その後、弦楽器の1プルトの奏者全員と握手をするマエストロ。
離れた位置にいるコントラバスには、わざわざマエストロが握手をするために足を運びます。
そんなちょっとした所に、マエストロの人柄や思いが見て取れます。

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 (C)飯島隆

頑張ったメンバーを次々立たせて、お客さまに紹介していくマエストロ。
最高の表情ですね。

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 (C)飯島隆

そしてオーケストラ一人ひとりの頑張りを称えておられました。

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 (C)飯島隆

オーケストラを立たそうとするマエストロに対し、コンマス崔は立たずにマエストロに拍手を贈ります。
そしてオーケストラ全員が拍手です!
「マエストロ、有難うございました」メンバー全員の思いです。

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 (C)飯島隆

お客さまの温かい拍手で、何度もステージに呼び戻されるマエストロ。
とても感動的なカーテンコールでした。

楽屋に戻って来られたマエストロは両日ともとてもご機嫌でした。
今年80歳のマエストロ、疲れておられないはずはありません。
それでも、ファンの皆さまが待つサイン会に行くのは楽しみのひとつにされています。

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 (C)飯島隆

笑顔でサインに応じられるマエストロ。
マエストロの周りはいつも笑いが絶えません。
本当に素敵なマエストロです。

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「大阪が大好きなんだ。 ザ・シンフォニーホールは日本でいちばんのホールだと思うし、大阪の人や街も大好き。 今回の大阪フィルとの共演でますます好きになったよ。 スタッフの皆さんにもお世話になりましたね。 ありがとう、感謝します。」

という事で、マエストロからサイン色紙にメッセージを頂きました。
マエストロ、光栄です!

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いつも寄り添うようにマエストロのそばには奥様がいらっしゃいます。
元々モスクワ放送の音楽部門のディレクターをされていた奥様は、マエストロの演奏面でも良きアドバイザーです。
「第468回定期」の一連のリポートを締め括るに際し、マエストロと奥様の写真を最後に掲載させて頂きます。

必ず近い将来、もう一度お二人で大阪にいらして頂きたいですし、マエストロには大阪フィルを指揮して頂きたいです。
マエストロと過ごしたとても楽しい時間でした。

演奏会にご来場頂きました皆さま、ありがとうございました。
演奏会には行けなかったけど、応援していたよと言ってくださる皆さま、感謝申し上げます。

これからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

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