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平日のお昼間からサン=サーンス三昧はいかがですか!

お芝居やミュージカル、歌舞伎などは、平日昼間の公演にも劇場にたくさんのお客さまが入っているってご存知ですか?
平日の昼間の公演・・・
松竹歌舞伎や宝塚や劇団四季のファンにとっては特別な事ではないのです。
しかし、クラシック音楽の世界では、まだまだコンサートは夜!という感じですね。

それでも色々なホールが実施している軽めの「ランチタイムコンサート」は少しずつ根付いているようですし、一部のホールでは昼間の公演もお客さまが入っているとか。

ご高齢のクラシックファンの方が、「夜は出にくいので昼間のコンサートはありがたい!」というメッセージを寄せて頂いているケースも多く、可能性を広げる意味でも大阪フィルは「マチネ・シンフォニー」を続けています。

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「要するに 慣れ なんだと思うんだ! 積み重ねるしかない。 大阪フィルの「マチネ・シンフォニー」も回を重ねて随分定着してきたようだしね。 お昼間で時間があるからこそ出来る仕掛けもあるわけなので、色々と工夫をしていきたい。」

昨年の「マチネ・シンフォニー」の記者発表の席でそう語っていたのは、第1回目からこのコンサートを指揮して頂いている井上道義さんです。
  
大阪フィルの ~平日午後の名曲セレクション~「マチネ・シンフォニー」は、今年も粘り強く開催しますよ!

今年のテーマは‘フランス’。
VOL.9となる今回取り上げるのはサン=サーンスです。
プログラムはオールサン=サーンス。
平日の昼間から、交響曲第3番「オルガン付」、チェロ協奏曲、糸杉と月桂樹と重量級!
練習初日の模様をリポートしましょう。

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今回のコンサートマスター、渡辺美穂のチューニングから練習スタートです。

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練習はチェロ協奏曲から始まりました。
ソリストは人気と実力を兼ね備えた横坂源さん。
2010年、第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞し、一躍話題の人に成りましたね。

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サン=サーンスのチェロ協奏曲は、3部構成になっていますが、切れ目なく演奏されます。
演奏時間はおよそ20分。

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1999年、13歳の時にこの曲を東京交響楽団と共演したのがプロデビューだったそうです。
大阪フィルとは久し振りの共演となります。
大阪フィルの感想やサン=サーンスの聴きどころなど、明日のブログで紹介したいと思っています。
どうぞお楽しみに!

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チェロ協奏曲の楽器編成は、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、弦五部となっています。
弦楽器もやや小ぶりの編成ですが、とても素敵な曲です。
ぜひ聴いて頂きたいです。

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マエストロの指揮は、続く“糸杉と月桂樹”に移ります。

この曲、皆さまご存知ですか?
おそらくほとんどの方がご存知無いのではないでしょうか。
二部構成で、前半の“糸杉”がオルガン独奏で、後半の“月桂樹”がオルガンと管弦楽によって演奏されます。
全体で15分くらいの曲ですが、これがとっても素敵な曲なのです。

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今回この曲を演奏出来るのは、メインで交響曲第3番「オルガン付」を演奏するからです。
わざわざ15分の曲のためにオルガンを用意という訳にはいきません。

この曲、第一次世界大戦の戦勝記念として書かれたそうですが、確かに前半から一転して後半の“月桂樹”では金管楽器によるファンファーレや行進曲っぽい勇壮な感じで、元気になる曲です。

先日の定期で演奏したチャイコフスキー/交響曲「マンフレッド」もそうですが、知らない曲を知る機会、しかもそれが素敵な曲なら、これほどラッキー!な事はありませんね。

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糸杉と月桂樹、交響曲第3番「オルガン付」ともにオルガン独奏は松居直美さん。
皆さまもご存知ですよね、日本を代表するオルガン奏者です。

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この曲の楽器編成も大きいです。
フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット1、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニ、シンバル、大太鼓、ほか打楽器色々、オルガン、ハープ、弦五部。

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トランペット1番を吹く篠﨑孝のソロや、

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ホルン1番を吹く藤原雄一のソロ。

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クラリネット金井信之と船隈慶による美しいメロディーなど、聴きどころはいっぱいあります。

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コチラが糸杉と月桂樹の演奏写真です。
大きな編成だという事がこの写真からもわかりますね。
メインの交響曲第3番「オルガン付」はこれにピッコロとピアノが加わるくらいです。

その「オルガン付」ですが、先日の「ラ・フォル・ジュルネ金沢」で井上マエストロと一緒に演奏しました。
ブログでもその時の模様をアップしたので皆さまご存知だと思います。

「ラ・フォル・ジュルネ金沢」の模様はコチラをご覧ください。


今回は、金沢の演奏を振り返りながら修正していくところから始められるので、よりパワーアップした「オルガン付」をお届け出来ると思います。

平日昼間からこの重量級プログラム。
コンサートが終わっても16時です!
仕事に戻るも良し、今話題のグランフロントに行くのも良し(歩いて行けますよ!)、少し早いけれど一杯やるのも良し・・・。
アフターコンサートの時間をゆったり使えるのもマチネ・シンフォニーの魅力です。

ぜひ「マチネ・シンフォニー」にお越しください。

(広報:H.I)

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平日午後の名曲セレクション
マチネ・シンフォニー Vol.9

日 時:5月28日(火)14:00開演(13:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:井上道義
独 奏:横坂源(チェロ)・松居直美(オルガン)

<プログラム>
サン=サーンス/糸杉と月桂樹 作品156
サン=サーンス/チェロ協奏曲 第1番 イ短調
サン=サーンス/交響曲 第3番 ハ短調 「オルガン付」

料 金:A席/4000円 B席/3000円
※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。

ご予約・お問い合わせ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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