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たかいしアプラホールに鳴り響いたハイドンのトランペット協奏曲!

大植英次シリーズ全3回のうちの第一弾「第60回南海コンサート」は、大盛況の内に終了しました。

大植マエストロが大阪フィルを指揮する機会は、桂冠指揮者になられて減りました。
この前指揮をしていただいたのは、4月の大阪国際フェスティバルのマーラー「復活」。
それ以前はというと昨年9月の「大阪クラシック」、その前は昨年7月定期のマーラー交響曲第9番まで遡ります。

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ファンの皆さま、待望の「南海コンサート」だったはずです。
しかしそれは、事務局とて同じ事。

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久し振りのライブを、いつものようにブログで見て頂きましょう。
写真をふんだんに使ってゲネプロシーンから本番の様子までどうぞご覧下さい!

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そう言っているバックでも、すでに大植マエストロの表情を見て頂いています。
オシャレなマエストロ、今日もビシッとファッションが決まっていますね。
マエストロはいつも通り明るく元気にホールに入って来られました。
そんなマエストロ、指揮をされている時はこんな厳しい表情もされます。

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たかいしアプラホールに大植マエストロが引き出した大阪フィルサウンドが鳴り響きました。

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今回のコンサートの楽しみのひとつが、ハイドンのトランペット協奏曲です。
ソリストは当団トランペットトップ奏者の篠崎孝。
昨年の日本音楽コンクール優勝のハナシはもう皆さまご存知ですね。

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篠崎の美しいトランペットが音響に定評のあるアプラホールに鳴り響きました。
これは本番が楽しみです! お客さまはきっと喜んでくださるはず。

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ゲネプロを終えてホールの外に出てみました。
近鉄高石駅を降りると懸垂幕が目に入ります。

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そしてホール入口にはお馴染みの「南海コンサート」の看板が出ていました。

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客席数800席のたかいし市民文化会館アプラホール大ホール。
1階席から2階席までなだらかにせりあがった客席ですが、音が均等に周り音響はGood!
とても美しいホールです。

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いよいよ本番、大植マエストロが入場してきました。
夏らしい白いジャケットが似合うマエストロ。素敵です!

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プログラム1曲目、ロッシーニ歌劇「どろぼうかささぎ」序曲が始まりました。
先ほどまで誰もいなかった客席に、満員札止めのお客さまが入り真剣に聴いておられます。

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とてもリズミカルで疾走感のある「どろぼうかささぎ」序曲。
マエストロの踊るような指揮姿、この写真だけ見ても、「指揮は大植英次だな!」とわかりますよね。
フィナーレに向けて、どんどん疾走感を増していきました。

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次の曲はハイドンのトランペット協奏曲。
お待ちかね、トランペットトップ奏者 篠崎孝の登場です。

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これが昨年日本一になったトランペットのサウンドです。
透明感のある美しい音色、そして早いパッセージもピッチが乱れません。

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この曲、トランペットの為の協奏曲としては定番の曲であまりにも有名ですが、ピアノやヴァイオリンとは違い演奏機会がそう多い曲ではないので初めて聴いた方も多かったと思います。
「初めて聴いたけれど良い曲ですね」、「篠崎君の音にぴったり!」
いろいろな感想を頂きましたが、皆さま喜んでいただいたようで良かったです。

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篠崎は演奏を終えて、大植マエストロとまず握手をします。

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そして、コンサートマスター崔 文洙(チェ・ムンス)とも満面の笑みで握手です。

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お客さまからはご覧のように盛大な拍手をいただきました。
何度目かのカーテンコールの後、マエストロがお客さまに代わって篠崎にアンコールを要求します。

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マエストロは指揮台に座り、篠崎のアンコールを聴く体制です。
ヘンデルの「わたしを泣かせてください」を吹きます!
客席に向けて篠崎が言った言葉を、マエストロが繰り返しお客様に伝えます(笑)
そんなやり取りの末・・・
まるで祈りの音楽のような優しいメロディが、トランペットから流れてきました。

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その後のカーテンコールで、篠崎はオケ中で演奏していたトランペットのメンバーの元に駆け寄り、直接お礼を言っていました。
予期せぬ篠崎の行動に橋爪伴之は拍手で応え、笑顔を客席に向けていた秋月孝之も、

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拍手でねぎらっていました。
ティンパニの堀内吉昌の表情もイイですね。

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最後に、もう一度お客さまにご挨拶をして、前半のプログラムが終了しました。

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後半は、ブラームスの交響曲第1番です。
マエストロは黒の本番衣装にチェンジ。
気合いがうかがえますね。

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ベートーヴェンの第10交響曲と評されることもあるほど、ベートーヴェンに影響を受けたブラームスが21年の歳月をかけて作った交響曲第1番。
第1楽章冒頭の緊張感のある出だしはティンパニとともに始まります。

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「暗から明へ」「苦悩から歓喜へ」という、ベートーヴェンの『運命』や『第九』の流れを意識しつつ、煌びやかな色彩感のある重厚なサウンドはドイツロマン派を代表する名曲です。
トロンボーンとファゴットの奏でるコラールは、まさにそれを実感させます。

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大植マエストロはつねに研究を重ねておられるようです。
色々な発見がその演奏に盛り込まれていきます。

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なので同じ演奏はありません。
この日のブラームスは、CDになっている2010年の交響曲全曲演奏の時とは違っています。

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演奏終了と同時に起こった拍手喝采、ブラヴォーの叫びは・・・

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マエストロが振り向いた時、最高潮に達しました。

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マエストロは、オケを牽引し素晴らしいソロを演奏したコンマス崔 文洙を称えます。
お客さまからも大きな拍手を頂きました。

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温かい拍手に応える形で演奏したアンコールは、ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」。
ラデツキー行進曲のようにお客さまの拍手とともに演奏しました。

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まるで「大阪クラシック」で“八木節”を演奏しているような光景ですね。
これ、「ハンガリー舞曲」です。

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大いに盛り上がったアンコールはマエストロのこのポーズで締め括られました。

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客席に向きあうマエストロもお客さまも嬉しそうな表情です。

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マエストロとオーケストラ、そしてお客さまが一体となった「南海コンサート」は終了しました。

1990年から始まり、今回で60回目を迎えた伝統の「南海コンサート」は大成功で終えることが出来ました。
ご来場頂きましたお客さまに感謝申し上げます。
そして、たかいし市民文化会館アプラホールと、南海電気鉄道株式会社の関係者の皆さまに御礼申し上げます。

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終演後のマエストロの楽屋には、ハイドンのソロを吹いた篠崎孝の姿がありました。
長かった「南海コンサート」の最後は、マエストロと篠崎の2ショットで締めくくりましょう。

「はーい、ス マ イ ル !」


来週はいよいよ大植シリーズの第3弾、「第470回定期演奏会」です。
今回は開催曜日が23日(火)、24(水)と、いつもと違うのでご注意下さい。

今回、プログラムは豪華ですよ!

以前から大植マエストロが大阪フィルで演奏したいと言い続けて来られた、ブラームス作曲/シェーンベルク編曲の「ピアノ四重奏曲(管弦楽版)第1番」と、ソリスト8名を擁するラヴェルの歌劇「子どもと魔法」を演奏会形式で演奏します。

「あまり知らない曲なので、もう一つ気が進まない」なんて言わないで下さい(笑)
大植マエストロにとって唯一の定期演奏会で何を指揮するか?
真剣に事務局とマエストロの間で時間をかけて決めたプログラムです。
絶対にハズレはありません!

もちろん練習の模様は初日からリポートいたしますが、
先にスケジュール調整をお願い致します。

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この公演はソリストが8名も出演(内、日本人は天羽明恵さんのみ。7名はこのために外国から招聘)しますので、特別料金として1000円だけ通常料金より高くなっています。

現在、チケットはA7000円、B6000円、C5000円の席に余裕がございます。
どうぞお早めにお買い求めくださいませ。


「真夏の大植祭り」のフィナーレを飾り、9月8日から始まる「大阪クラシック」へと繋がっていくとても大切な「第470回定期演奏会」。

会場のザ・シンフォニーホールでお持ちしております。

(広報:H.I)

「第470回定期演奏会」

日 時:7月23日(火)、24日(水)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:大植英次
独 唱:
ステラ・ドゥフェクシス(子供)
インゲボルグ・ダンツ(ママ、中国の茶碗、トンボ)
天羽明惠(羊飼いの少女、お姫様、コウモリ、フクロウ)
レイチェル・ギルモア(火、うぐいす)
アネリー・ゾフィ・ミューラー(安楽椅子、雌猫、リス、羊飼いの少年)
セバスティアン・ノアーク(大時計、雄猫)
ドミニク・ヴォルティッヒ(ティーポット、小さな老人、雨蛙)
ルドルフ・ローゼン(ソファー、木)
合 唱:ザ・カレッジオペラハウス合唱団
    大阪すみよし少年少女合唱団
曲 目:
ブラームス(シェーンベルク編曲)/ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調作品25
ラヴェル/歌劇「子供と魔法」(演奏会形式)

料 金:A7000円、B6000円、C5000円、 DとSは完売です

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター(ザ・シンフォニーホール内) 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-02-9999

お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890  


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