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大植英次プロデューサー、関空到着。 さあ、始まりますよ!

今月8日から始まる「大阪クラシック」に向けて、大フィル会館の練習場は色々な編成のアンサンブルの練習が行われています。
本番までの数日間、色々と練習場をまわって練習風景を写真に収め、聴き所を取材してブログにアップしたいと思います。

という事で、まずはこちらの有料公演からです。

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第22公演(9/9 15:45 有料公演 大阪市中央公会堂 中集会室)
トランペット橋爪伴之、ヴァイオリン石塚海斗、黒瀬奈々子、コントラバス池内修二、チェンバロ秋山裕子


没後300年にあたるコレルリの作品をメインに、ヘンデルも含めてバロック音楽を堪能できるプログラムとなっています。
最後に演奏するソナタ四重奏は、ヴァイオリン2本とトランペット、コントラバス、チェンバロと、変わった編成の曲です。
バロック初期の華やかなトランペットの響きが、小さな編成で味わえます。
コントラバスの池内がたまたま見つけた曲だとか。

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池内の弾く楽器、コントラバスと楽器紹介にも書いていますが、実はコントラバスではなく、ヴィオローネという古楽器だそうです。
大きさはコントラバスに比べてひと回り小さくなります。
と言うより、ヴィオ・ラ・ダ・ガンバのひと回り大きなものと言うべきでしょうか。

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弦は6本あり、ガット弦です。
弓の形もコントラバスとは違いますね。

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そして何よりもギターのようにフレットがあるのです。
この楽器に合わせて、ヴァイオリンも少しヴィブラートを抑え気味に演奏するそうです。

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演奏曲目は全部で4曲。
すべて7~8分の曲で、ヴァイオリンの黒瀬と石塚、そして通奏低音としてチェンバロ秋山さんとヴィオローネで、コレルリのソナタ。
黒瀬のヴァイオリンと通奏低音でヘンデルのソナタ、石塚のヴァイオリンと通奏低音で、コレルリのソナタ第12番「ラ・フォリア」テーマとヴァリエーションです。

石塚の弾く「ラ・フォリア」は滅多に演奏されない曲で、技巧を要する大曲だけに聴き応え十分なはず。

大阪市中央公会堂 中集会室で入場料千円は、絶対にお得です。
ぜひお越し下さい。

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第3公演(9/8 12:30 相愛学園 本町講堂)
ヴァイオリン田中美奈、チェロ庄司拓、ピアノ河江優


本番までの休憩時間に福島のおうどん屋さんで偶然顔を合わせ、他に席が空いてなかったので隣に座ったことからこのアンサンブルが誕生したそうです。

うどんをすすりながら、
「大阪クラシックで何かやらない?」と庄司。「やりましょか」と田中。 
そんな感じで大阪クラシックのアンサンブルって決まるんですね。
庄司と田中は、これが初顔合わせ。
そしてチェロ庄司は、自分のリサイタルの打ち上げの席でピアノの河江さんと出会って意気投合し「一緒に演奏しましょう!」という話になったそうです。

折角やるなら「大阪クラシック」で、河江さんの得意な本場仕込みのラヴェルをやろう!ということになり、この3人のアンサンブルがが実現いたしました。

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パリ・ジュネーブに長く暮らし、フランスやスイスに精通している河江さん。

カツオだしの香りが、フランスパリの香りへと変わりました。
演奏曲は、ラヴェルのピアノ三重奏。

どうぞ皆さま、本場仕込みのラヴェルを聴きに相愛学園 本町講堂を覗いてみてください。
音楽学校のきちんとしたホールですが、無料の公演です。
どうぞお楽しみ下さい。

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第87公演(9/14 11:00 大阪市役所 正面玄関ホール)
チェロ石田聖子、織田啓嗣、ピアノ高木洋子


練習中、笑いが絶えないアンサンブルがこちら。
今年の「大阪クラシック」最多出場を誇るチェロ石田聖子が、同じチェロの先輩オダンディこと織田啓嗣とデュオを楽しむ公演ですね。
ピアノは昨年と同じ高木洋子さんです。
演奏する曲は、ポッパーのマズルカ、クレンゲルの二つのチェロとピアノのための小品より第1楽章、そしてロッシーニの「老年のいたずら」よりウネラルメ。

「昨年の大阪クラシックより」
2012大阪クラシック 216
(C)飯島隆

コチラが昨年の「大阪クラシック」本番の写真です。
演奏の合間のチェロ織田の緩い雰囲気がお客様の笑いを誘っていました。
でも演奏が始まるとなかなかどうして、格好良いのです(笑)。

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「ロッシーニの老人のいたずらって僕の事ですよ。だから、適当に弾いてやれ!」などと自虐ネタを言って笑っているオダンディでしたが、「最後のところをもう一度やります!」と言う石田の合図に合わせて、見事にエンディングを決めていました。

見ているほうも楽しい気持ちになれる。そんな演奏をどうぞお聴きにいらして下さい。
最終日の11時、大阪市役所 正面玄関ホールです。

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第61公演(9/12 11:30 大阪弁護士会館)
ヴァイオリン浅井ゆきこ、中西朋子、ヴィオラ川元靖子、チェロ松隈千代恵


ドアの外からカメラ撮影に入るタイミングを計っていました。
防音ドアの外に漏れてくる音からも、真剣な雰囲気が伝わってきます。
音が止んだその瞬間、エイッと入り「写真撮らせてくださいね」。

「エーッ、言っておいてもらわないと。ファッションが・・・」

練習ではなくファッションですよね。もっともでございます。
しかし皆さま、お美しいので全然問題ないかと・・・

冗談めかしたそんなやり取りのあと、すぐに、真剣な練習に戻っていきました。
曲はモーツァルトの弦楽四重奏曲第14番です。

オーケストラでは2ndヴァオリンを弾いている浅井ゆきこが1stを弾くのも楽しみですね。

写真を撮り終えて暫し練習を見学していましたが、とってもスリリングなモーツァルトです。
会場の大阪弁護士会館は良い感じで響きます。
「大阪クラシック」5日目は、11時半のこの会場からまわり始めてみてもよろしいかと。

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依然、真剣な練習は続いています。
「練習終了後に集合写真を撮らせてくださいね」
「そんなら今撮ろうよ!」ということで、
ステキな笑顔の写真を撮ることが出来ました。

とまあ、こんな感じで真剣な中にも楽しそうな直前練習が行われている大フィル会館でした。
また別のアンサンブルの様子などもご覧になっていただきます。

そんな中、大植英次プロデューサーは元気に関空に戻って来られました!
マエストロ到着の知らせは、我々スタッフにオイルを注入したかのように、
一段と皆の動きが激しくなりました(汗)。

週末の天気が少し心配ですが、皆さま「大阪クラシック」に足をお運びくださいませ!

(広報:H.I)

「 大阪クラシック~街にあふれる音楽 」
日 時:9月8日(日)~14(土)
会 場:御堂筋~中之島エリア中心に35会場
プロデューサー:大植英次
出 演:大阪フィル、関西フィル、大阪交響楽団
     日本センチュリー、大阪音楽大学
公演数:100公演

「大阪クラシック」の公式サイトへはコチラからお入り下さい。

お問い合わせ:
大阪フィル・チケットセンター06-6656-4890


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