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「第471回定期演奏会」初日は、本日開催します!

「トゥランガリラ交響曲」練習3日目が終わりました。

いよいよ本日は「第471回定期演奏会」の初日を迎えます。

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「大阪クラシック」を終えたばかりと思っていると、もう「トゥランガリラ交響曲」の本番!
ここまで、メンバーは大変だったと思います(汗)。

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練習初日のブログのインパクトがそこそこ有ったようで、オンド・マルトノに関する問合せを随分頂きました。

「オンド・マルトノを弾いている原田さんの手が見える席を下さい!」
こんな具体的な注文もチケットセンターにありました。

オンド・マルトノ、珍しい楽器なのでもっと知りたいですよね。
という事で、原田さんにもう少し詳しく聞いてきました。

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オンド・マルトノを上から見たところです。
独特の譜面台、そしてマルトノと書かれていますね。

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こちらがリボンと呼ばれているワイヤーのついた指輪。
ワイヤーは鍵盤と並行に張ってあります。
この指環を右手人差し指にはめ、鍵盤の手前を平行に動かすとグリュッサンドのかかった音がします。

ワイヤーの下には、音高の位置を示す凹凸がつけられています。
黒いくぼみが白鍵、黄色いピンが黒鍵です。
くぼみを回すように人差し指で回転させると、音にビブラートがかかります。
鍵盤で鳴らす音はどちらかと言うと整然と鳴る感じですか。

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白いスィッチーは、演奏表現全体を司るものでトゥッシュと言われるもの。
これを左手で押して、強弱やアーティキュレーションをコントロールするそうです。
周りのスイッチは、スピーカー(ディフューザー)のバランスなどを調整するためのものだとか。
トゥッシュが弦、リボンが弓の役割をすると思えば判りやすいですね。

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ステージの後ろ側からオンド・マルトノの後ろを見るとこんな感じです。
ギターを逆にしたようなカタチのディフューザーには、後ろにも弦がついているのですね。

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色々な形のディフューザーは、それぞれ音が違います。
楽器のボディに当たる拡張装置に、銅鑼や弦に共鳴させるアコースティックな工夫を施してあります。
左側の角ばったディフューザーには・・・

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小さな銅鑼(ドラ)が共鳴するようにセットされています。

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「これまでに250回ほど「トゥランガリラ交響曲」を演奏していますが、楽団ごとのサウンドや、楽器の並びによる聞こえ方が毎回違い、とても新鮮な気持ちで演奏しています。 この曲は、色々な聴き方が出来て楽しい曲ですよ。生と死や愛といった壮大なテーマの曲ですが、ピアノとオンド・マルトノを男性と女性のように捉える事も出来ます。ぜひお聴き下さい!」 と原田節さん。

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「ここ!というところですか? 密かに毎回楽しんでいるのは、第1楽章に出てくるガムランの音楽を思わせるところ。 あそこはオンド・マルトノに対して特に指定がないので、毎回自由に楽しんで弾いています。 ここだけは今まで一度も指揮者にこうして欲しい!と指示されたことはありません。 やってみましょうか。 こんなことをしています。」
と言って、リボンの指環を低音部分のワイヤー上でグルグル。
どんな音がするかは、皆さまのお耳でご確認してください。


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原田さんの語られるオンド・マルトノの話しに夢中でしたが、
そうこうしていると、練習が始まりました。

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「トゥランガリラ交響曲」の第5楽章は、単独で演奏されることもあります。
何年前でしたか、NHK、当時の教育チャンネルで放送していた「N響アワー」のオープニングのテーマでこの第5楽章が鳴っていたことを鮮明に覚えています。
とてもインパクトの強い曲だったので、調べてCD(レコードだったかも)を買った記憶があります。
私個人的には、その時が「トゥランガリラ交響曲」との初接点でした。

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「音の洪水」、「おもちゃ箱をひっくり返したような音」
何気に良く使われる言葉と思いますが、この曲にはそんな表現がピッタリです。

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色々話している後ろで井上マエスロは颯爽と指揮をしています。
難しい曲なら簡単そうに、深刻な曲ならむしろ楽しそうに・・・
マエストロはそういうところがお有りになると思います。

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この大曲を振るマエストロの指揮にご注目下さい。

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チューブラーベルは打楽器群の中で一番センターよりに配置されています。
そこから指揮者を見た画がこちら。

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圧倒的な存在感を示すコントラバスは、センター後方に並びます。

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素晴らしいパフォーマンスをみせるオンド・マルトノ。
この曲を聴くと、この楽器が楽器だと言うことが良く判ります。

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繰り返しに鳴りますが、今回の定期は特別な楽器配置になります。
管楽器は上手後方に並びます。

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第5楽章〈星々の血の喜びは〉の圧倒的なオーケストラサウンドが鳴り響いた後、一転して静寂の音楽になる第6楽章〈愛の眠りの庭〉。
オンドマルトノの奏でる人間の声、ピアノの奏でる鳥のさえずりが聞こえます。

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児玉桃さんのピアノ、美しいです!
第4楽章〈愛の歌2〉や第8楽章〈愛の展開〉でもピアノは大活躍しますが、ここのピアノは本当に美しいです。

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フルートとクラリネットが奏でるアラベスク(装飾的かつ技巧的な、幻想曲風の器楽曲)が官能的に歌い上げます。

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弦楽器の奏でる音をバックに、ピアノ、ジュ・ド・タンブル(鍵盤式グロッケンシュピール)、チェレスタ、ヴィブラフォーンの調べが静かに響きます。

全体を通して、破壊と再生、癒しや浄化、絶対的な愛など、色々なテーマ性を感じる壮大な一大絵巻のような曲ですが、第5楽章から第6楽章、そして7楽章への流れだけ取り出してもとても興味深く聴けます。

全10楽章、約80分、そんなに集中力たへんわ!と言われる方は、
そんな聴き方でも良いのではないでしょうか。

大阪フィル66年の歴史でも2度しか演奏していない「トゥランガリラ交響曲」。
ライブで聴けるチャンスです!

ぜひお越し下さい。 当日券は17時半より販売致します!

皆さまのお越しをお待ちしております。


(広報:H.I)

「第471回定期演奏会」

日 時:9月19日(木)、20日(金)19:00開演(18:00開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:井上道義
独 奏:児玉 桃(ピアノ)
    原田 節(オンドマルトノ)
曲 目:メシアン/トゥランガリラ交響曲
料 金:A席:6000、B席:5000、C席:4000円、
D席、S席は完売しています。

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※プレトーク・サロンを18時半より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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