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京都に鳴り響いた大阪フィルのブラームス!

年に1度、京都に大フィルサウンドが鳴り響く「京都特別演奏会」は、先週土曜日大盛況のうちに修了いたしました。
世界的ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンの登場で大いに盛り上がった「京都特別演奏会」をリポートいたします。

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京都北山の駅を降り、ホールを目指して歩いているとまず目に付くのがこの看板。
今年で17回目を迎える「京都の秋 音楽祭」。
国内外の著名な演奏家や、京都にゆかりある演奏家たちが出演する多彩な演奏会を開催します。

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会場は、京都のクラシック音楽の殿堂、京都コンサートホールです。
9月15日(日)~11月30日(土)の期間で行われる「京都の秋 音楽祭」、全部で25公演行われますが、「大阪フィル京都特別演奏会」もその内の一つに入れていただきました。

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いたるところに「京都の秋 音楽祭」の看板が置かれ、お祭りムードを盛り上げています。
ホールのある2階に向けてスロープ状の通路上がっていくと、このホールゆかりのアーチストや、ここを本拠地とする京都市交響楽団の指揮者の写真などが飾られています。

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その中には、もちろんこの方の写真もございます。
創立名誉指揮者・朝比奈隆ですね。

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そしてもちろんこの方も。
京都市交響楽団音楽監督・第9代常任指揮者、井上道義。
来シーズンから大阪フィルの首席指揮者になっていただくマエストロです。
マエストロはすべての写真の中でただ一人、着物姿で写っておられます。
さすがですね。

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(C)佐々木卓男

本番に先駆けてゲネプロが始まりました。
やはり、今回一番の注目はツィンマーマンの奏でるブラームスの調べですね。

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(C)佐々木卓男

阪哲郎マエストロとツィンマーマンはホールの響きやバランスを確かめ合うように、色々と相談されていました。
そしてゲネプロ終了と同時に握手でこの表情。
本番も上手くいく! この瞬間に確信しました。

本番の様子をカメラマン佐々木卓男さんの写真でご覧いただきましょう。

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(C)佐々木卓男

15時ちょうど、プログラム前半のブラームスヴァイオリン協奏曲が始まりました。
お客様が待ちこがれた憧れのツィンマーマンの登場です。

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   (C)佐々木卓男

ツィンマーマンのヴァイオリンサウンドは、
これが世界最高峰のヴァイオリンの音色だ!といったエラそうな感じではなく、

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(C)佐々木卓男

聴かせて頂いてありがとうございます!もっと聴いていたいです!
そんな気持ちになるような気持ちの良いサウンドです。

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(C)佐々木卓男

「一緒に演奏できて嬉しい!」、「近くで聴いてみてやっぱり凄い!」
オーケストラのメンバーからはそんな声が聞かれるほど奏者の気持ちを鷲掴みのツィンマーマン。

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(C)佐々木卓男

たまに見せるこの笑顔、ファンにはたまらないのでしょうね。

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   (C)佐々木卓男

あのフリッツ・クライスラーが所有していたことでも知られる1711年製のストラディヴァリウス。
魅惑のクリスタルサウンドが、大阪フィルのいつもにも増して煌びやかなサウンドと渾然一体となり、京都コンサートホールに鳴り響いていました。

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(C)佐々木卓男

第3楽章最後の音が鳴り止む前、待ちきれないお客様のブラヴォーの叫びと同時に、ツィンマーマンの演奏は終了しました。
拍手喝采の中、マエストロとツィンマーマンは握手を交わし、

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(C)佐々木卓男

肩を抱き合いお互いの健闘を称え合います。
鳴り止まない拍手喝采はお客様だけではなく、メンバーからも起こっていました。

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(C)佐々木卓男

アンコールを求めるお客さまに応えるカタチでツィンマーマンが弾いたのは、
バッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番より“プレリュード”。
静かなホールを、祈りの音楽のように流れたバッハの響き。
目をつむって聴かれているお客様が多かったのが印象的でした。

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(C)佐々木卓男

アンコール終了です。
阪マエストロが指揮台に逆向きに座り、静かに聴いておられました。
素晴らしいとしか表現できない見事な演奏でした。

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楽屋の前で行われた写真撮影は、多くのメンバーに囲まれて行われました。
お二人さま、素晴らしいブラームスをありがとうございました!

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そしてコンサートマスターの田野倉雅秋と渡辺美穂も入って4名で撮影。
渡辺美穂の満面の笑顔が全てを物語っていますね。
ツィンマーマンさん、ぜひまた共演させてください!

さあ、マエストロとコンマス、そして奏者の皆様は後半のブラームス交響曲第1番です。
満員のお客さまにこれぞ大フィル!という演奏を頼みます。

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(C)佐々木卓男

ツィンマーマン効果で会場の雰囲気は最高に温まった状態で後半のシンフォニーに突入です。

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(C)佐々木卓男

この雰囲気、阪マエストロもオーケストラも気持ちよく演奏出来ます。
お客さまは、音楽を楽しもう!というモードで臨んでいただいています。
名演奏が生まれる条件が整いました。

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(C)佐々木卓男

地元京都での演奏会という事もあってか、とてもにこやかな表情のマエストロ。
その表情そのままの音楽がオーケストラから紡がれました。

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(C)佐々木卓男

大阪フィル得意の重厚な音楽というよりは、とても明るく華やいだブラームスが、満員の京都コンサートホールに鳴り渡りました。

「京響とは全然違うサウンドやね」 、「大フィルもいいやん!」
そんな声をロビーで聞けて、とても幸せでした。

京都の皆さまに大阪フィルの音楽を聞いていただくことが出来て嬉しかったです。
また、今回は本当にたくさんのお客様にご来場いただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

来年も「京都特別演奏会」は続けてまいります。
とは言うものの、次に京都で演奏するのは1年後です。

ぜひ大阪のザ・シンフォニーホールにいらしてください。
今月の定期演奏会は、皆さま良くご存知のドヴォルザーク「新世界より」です。
今回のブラームスとはまた違ったサウンドをお楽しみいただけます。

どうぞこれからも大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

10月定期

「第472回定期演奏会」

日 時:10月21日(月)、22日(火)19:00開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ラドミル・エリシュカ
曲 目:ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」作品92
    ドヴォルザーク/交響詩「野ばと」作品110
    ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調「新世界より」作品95
料 金:A6000円 B5000円 C4000円 D、Sは売り切れ
※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ABCチケットセンター 06-6453-6000
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード193-370)

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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