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平日の昼間、ザ・シンフォニーホールに鳴り響く「ボレロ」!

「マチネ・シンフォニーvol.10 ~平日午後の名曲セレクション~」は今月7日、大盛況のうちに終了致しました。

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10回目を迎えた「マチネ・シンフォニー」は、大阪フィルの奏でるフランス音楽が、ザ・シンフォニーホールに鳴り響きました。

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「マチネ・シンフォニー」の翌週から、定期演奏会だったこともあり、本番の様子をお伝えするブログアップが遅くなってしまいました。
楽しみにして頂いている方がいらっしゃれば、申し訳ございませんでした。
ゲネプロから本番の模様を駆け足で振り返ってみましょう。

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第1回からこのシリーズを指揮していただいている井上道義さん。
クラシック音楽のコンサートを平日のお昼間に聞くというスタイルを定着させようと、私たち大阪フィルとタッグを組んで一生懸命取り組んでいただいております。

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大阪フィルが演奏する機会の少ないフランス音楽。
中でもドビュッシーの音楽は、譜面どおりに正確に演奏すれば出来上がるといったモノではありません。
奏者個人のセンスを問われる曲だと思うのです。
管弦楽のための「映像」より“イベリア”を通じて、井上マエストロは丁寧に大阪フィルからフランスもののエッセンスを引き出して頂きました。
この日の出来は・・・ご来場の皆さまの感想にお任せいたしましょう。

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来春より首席指揮者への就任が決まっているマエストロ。
この日も積極的にメンバーへ話しかけておられました。
コンサートマスターの二人とも何やら話を去れていましたし、

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トランペットの秋月孝之とは神妙な顔で真面目な話、と思った矢先、この笑顔。

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フルートの野津臣貴博とは、やはり笑顔での会話が行われていました。

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休憩時間には事務局の演奏事業部長・福山修とステージマネージャー清水直行とも打ち合わせ。
マエストロのまわりにはいつも誰かがいるのです。
マエストロは気が休まる時間が有りません。

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(C)飯島隆

「マチネ・シンフォニー」のお楽しみのひとつが、開演前にステージ上でマエストロが話をするプレトーク。
この日の聞きどころから、よもやま話に至るまで、コレが楽しい時間なのです。
マエストロとお客さまの距離がグッと縮まります。

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(C)飯島隆

そして、すっかり空気が温まったところで、かなり練習を積んだ“イベリア”です。
マエストロ曰く「コレは夜の音楽です!」
そんな雰囲気の曲が、真昼のザ・シンフォニーホールに鳴り響きました。

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(C)飯島隆

マエストロの指揮姿をご覧下さい。とても雰囲気がありますね。

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(C)飯島隆

この日は厳しい雰囲気というよりは・・・

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(C)飯島隆

楽しそうな表情の方が多かった印象でした。
なのでオーケストラは萎縮することなく、伸び伸びと演奏いたしました。
今回の音楽、フランス人作曲家の作品をスペインという‘プリズム’を通してみた作品だと、プログラムに曲目解説を書いて頂いた評論家の響敏也さんが語られている通り、タンブリンにカスタネットが大活躍する、燃え滾るスペインの熱い音楽が鳴り渡りました。

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(C)飯島隆

そして次の曲、エリック・サティの「3つのジムノペディ」より第1番と第3番では、弦楽器と一部の管楽器だけでとても上品な演奏。
ピアノで聴く事が多い曲だけに、とても新鮮だったのではないでしょうか。

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(C)飯島隆

後半のプログラム、まずはラヴェルの「スペイン狂詩曲」から。
「夜への前奏曲」は、ひそやかに訪れる夜の魔法に入ってゆくような音楽ですが、
最終曲“祭り”は、もう踊るしかないような情熱的な曲。
ずらっと並んだ7人の打楽器奏者が大活躍の曲でした。

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(C)飯島隆

そして迎えた最後の曲は、皆さまお待ちかねラヴェルの「ボレロ」。
今回、試練の?(笑)スネアドラムを叩くのはエキストラの井口雅子さん。
指揮者の正面に用意された特別席で、見せ場たっぷりの演奏となりました。
このスネアが大変なのはお客さまも良くご存知の様子。

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(C)飯島隆

その斜め前、2ndヴァイオリントップ田中美奈の隣でヴァイオリンを弾いているのが、11月より2ndヴァイオリンのトップ奏者として入団が決まった宮田英恵です。
順番が後先逆になったので、定期演奏会の紹介で皆さまご存知ですね。

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(C)飯島隆

そして、やはり11月の入団が決まったオーボエ奏者の大島弥州夫です。
この二人に関しては、11月定期のプログラム「大フィルの間」でもエピソードなどを掲載しています。
共に期待の大型新人です。
皆さま、どうか温かく見守ってあげてくださいませ。

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(C)飯島隆

おっと、新人二人を紹介している間も、
「ボレロ」は鳴り響き、最大の盛り上がりを迎え、フィニッシュとなりました。

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(C)飯島隆

演奏を終えたマエストロはまずコンマス田野倉雅秋と握手を交わし、

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(C)飯島隆

スネアを叩いていたエキストラの井口雅子さんを称えられました。
そして、彼女にはお客さまからも、メンバーからも温かい拍手が贈られました。

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(C)飯島隆

アンコールの前にマエストロは
「食品偽装が流行のようですが、この曲もそういうことになるのかな「カルメン」ですが歌はありません!」と紹介され、「カルメン」から“ジプシーの踊り”が始まりました。
なんともマエストロらしい面白い表現ですね。
最後の秋月孝之のトランペットソロがバッチリ決まって、本日の演奏はすべて終了です!

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(C)飯島隆

平日の昼間に来ていただいた皆さま、ありがとうございました。

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(C)飯島隆

「マチネ・シンフォニーは、これからもまだまだ続けますよ。皆さまこれからもよろしく!」

という事で、第10回目となる「マチネ・シンフォニー」は終了しました。


今年開催した「マチネ・シンフォニー」は、5月に行った「vol.9」と今回の2回。
前回はサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」をメインとしたオール・サン=サーンスプログラム。

「マチネ・シンフォニーVol.9」の様子はコチラ。


どちらもランチコンサートなどと言ったヤワなコンサートとは違い、重量級の曲を配置し、「マチネ定期」と呼んでも良いほどの思いで、井上マエストロと共に臨みましたが・・・
どうも今ひとつ客席が寂しいのです。

そこで、来年はより正攻法に攻めてみることに致しました。
コチラ、本番当日にお配りした仮チラシですが・・・

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Vol.11は、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とブラームスの交響曲第2番!
ヴァイオリンソロはオリヴィエ・シャルリエが演奏致します。

そしてVol.12は、ドヴォルザークチェロ協奏曲とベートーヴェンの交響曲第5番「運命」。
こちらにはなんとマリオ・ブルネロの登場です!

会社を休んででも聴きたい!と思っていただけますでしょうか(笑)。
戦略も戦術もガラッと変えて攻めの姿勢で臨みます!
どうか来年度も「マチネ・シンフォニー」をよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

「マチネ・シンフォニーVol.11」
日 時:2014年5月21日(水)14:00開演
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:井上道義
独 奏:オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
曲 目:
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
ブラームス/交響曲 第2番 二長調 作品73


「マチネ・シンフォニーVol.12」
日 時:2014年11月13日(木)14:00開演
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:井上道義
独 奏:マリオ・ブルネロ(チェロ)
曲 目:
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 Op.67

A席:4000円、B席:3000円
2公演セット券/A券セット:6000円、B券セット:4000円

2公演セット券発売日:1月21日(火)
VOL.11公演発売日:2月25日(火)
VOL.12公演発売日:7月22日(火)

※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。

お問い合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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