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今年度2度目の「公開リハーサル」を開催いたしました。

「多くの方々に大阪フィルハーモニー交響楽団とクラシック音楽を身近に感じていただきたい!」

普段お見せしないリハーサルの様子をご覧頂く事が、オーケストラを身近に感じて頂くきっかけになるのなら、年に数回はそんな機会を作ろう!
今年度2度目となる「公開リハーサル」を29日に開催しました。

ちなみに、前回の「公開リハーサルの様子」はコチラをご覧ください。


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プロの演奏家は結果がすべてです。
「稽古不足を幕は待たない・・・」‘夢芝居’でしたかね。 その通りなのです。

練習段階、制作過程をお見せするというのは如何なものか・・・。

しかしリハーサルを見てみたいという声が多い事、私たちも良く知っています。
今回は抽選で200名の方を対象に1/6消印有効の往復ハガキで申し込みを受け付けたところ、たくさんの方のご応募がありました。
この日参加頂けた皆さまは当選された方です。

寒い中、当選者の多くの方が私たちの練習場 大フィル会館にお越し頂きました。
冒頭、常務理事・事務局長の佐々木楠雄がご来場の皆さまにご挨拶をさせて頂き、リハーサルが始まりました。

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指揮は新通英洋さん。
指揮だけではなく、今回のような解説を交えたコンサートは本当にお上手です。
言葉の端々に楽曲のかなり深くまでご存知なのが良く判ります。

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いつものリハーサルとは少し違い、オーケストラのメンバーに向けて指示を出している内容をお客さまにもお伝えしなければなりません。
そういう意味では、いつも行っているリハーサルとは少しだけ勝手が違い・・・

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新通マエストロには、メンバーに向けた指示をマイクを通して話して頂きました。
それだけではなく、時にはお客さまの方を向いて丁寧に説明までも行って頂きました。

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この日取り上げた曲は、ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)より
“カッチェイ王の魔の踊り”~“子守歌”~“終曲”です。
いきなり迫力のあるオーケストラサウンドを堪能できるシーンですね。

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管楽器が、打楽器が、ピアノが、そして弦楽器が大忙しです。

マエストロは、「演奏番号何番、ここは火の鳥のこういったシーンを表現しています」といった具合に、視覚的にも見えるほど判り易く説明をして下さいました。

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そして一転して静かな“子守唄”の場面。
フラジオレット奏法でハープがオクターブ高い音を刻む裏で、

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ファゴットが物悲しいメロディを奏でます。
ファゴットトップ奏者 久住雅人、ここは聴かせどころです!

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そしてホルンのソロから始まる“終曲”。
火の鳥の“カッチェイ・・・”から“終曲”は、何度聞いてもオーケストラサウンドの魅力がギュッとつまっています。

「この“火の鳥”は、オリジナル、1911年版、1919年版、1945年版など、色々な版があり、それによって曲の長さも違いますし、強弱記号やアーティキュレーションの指示も違います。」とマエストロ。

その事を踏まえ、「このシーンはこういう事を表現しているので、強弱記号はこう書いていますが、もう少しこうしてください。」などと指示があり、その事をお客さまも判るような説明がなされました。

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リハーサル終了後、お客さまより質問を受け付けました。
かなり専門的な質問から、こちらもハッとするほど基本的な質問までさまざまです。

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事務局を代表して演奏事業部長の福山修、新通英洋マエストロ、そしてコンマス渡辺美穂など、回答者もその都度替えてお答えさせて頂きました。

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「指揮者の方はスコアを見るとオーケストラの各楽器が鳴って、音楽として聴こえるのですか?」
なかなか核心に触れたこのような質問をされるお客さまもおられます。

色々な質問に答えられるマエストロ。

とても印象的だったのが、次のようなマエストロのおはなし。
「指揮者がイメージをしっかり持っている事が大切です。それがあれば、各楽器のスペシャリストの奏者の皆さまとのやり取りが掛け算となって得られます。1持っていれば、それだけ、2持っていればその倍、得られるモノがあるのです。」

うーん、深いですね。

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「皆さん、指揮者の言われる事など楽譜に色々と書き込まれていました。明日本番とお聞きしましたが、明日、その楽譜は自分の場所にちゃんと届くのですか?」

「はい、オーケストラにはプロの楽譜係がいて、ちゃんと奏者が特定されて楽譜は書き込んだその人の座るところにセットされています。」
この日のコンマス、渡辺美穂も質問に答えていました。

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「12月定期のペンデレツキのような現代曲はどうやって練習するのですか?何回聴いても判らないのですが。指揮者の言っている事は判るモノですか?」

これに答えるチェロトップ奏者の近藤浩志は、
「図形のような楽譜でしたが、指揮者のウルバンスキが素晴らしく、彼の指示通りに演奏すれば、図形のような音が正確に出ます。 たいへん判りやすい練習でしたよ。」

そんな質問コーナーでした。

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質問も出尽くしたところで、約1時間の「公開リハーサル」は終了しました。

最後にお客さまから盛大な拍手を頂きました。

今年も早いもので、年が明けてもう1ヵ月が過ぎようとしていますね。
この調子だとあっと言う間に新しいシーズン、4月を迎えます。

それまでにやるべき事がたくさんあります。
来週火曜日は、新しいシーズンの定期演奏会前期1回券の発売日。
いよいよ、「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」となる4月定期のチケットが発売となります。

「心の響く音楽を皆さまと共に」
私たち大阪フィルは、皆さまに支えられ、皆さまと共に歩んで行くオーケストラです。
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

【大阪フィルハーモニー交響楽団 2014年度 定期演奏会】
会場:フェスティバルホール

「井上道義 首席指揮者就任披露演奏会」
第477回 2014年4月4日(金)19:00開演・4月5日(土) 15:00開演
指揮:井上道義 独奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
曲目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 
   ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43

第478回 2014年5月28日(水)19:00開演・5月29日(木)19:00開演
指揮:イオン・マリン
曲目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
   ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

第479回 2014年6月26日(木)19:00開演・6月27日(金)19:00開演
指揮:下野竜也 独奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
曲目:ラヴェル/古風なメヌエット
   サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103 「エジプト風」
   ブルックナー/序曲 ト短調
   ヒンデミット/交響曲 「画家マティス」

第480回 2014年7月18日(金)19:00開演・7月19日(土)15:00開演
指揮:ユベール・スダーン
曲目:シューベルト/交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
   ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」

第481回 2014年9月25日(木)19:00開演・9月26日(金)19:00開演
指揮:大植英次
曲目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

S6000円 A5000円 B4000円  学生(3階)10000円 BOX7000円

年間・前期連続券 好評発売中 
前期1回券  2月4日(火)10時より発売開始

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※2月4日からは、大阪フィルホームページ( http://www.osaka-phil.com)からネットで購入出来ます。
【学生席について】 
 ・来シーズンからフェスティバルホールの3階席を学生席(25歳以下)として前売り販売します。
 ・学生席は、ネット販売のみです。HPからお申し込みください。引換券を発行します。
 ・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換して下さい。
 ・引換券の番号順に良いお席をご用意させて頂きます。
 ・尚、ご入場後も係員がお席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。
 ・上記の変更に伴い、従来の「学生・シニア当日券」は廃止とさせていただきます。


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