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若きマエストロと4度目の共演。期待通りブラヴォーでした!

今日から3月、本当に早いですね!

本日15時からは「ザ・シンフォニーホール特選コンサートVOL.20」“小林研一郎 炎のタクト!”が行われます。
チケットは立ち見までいっぱいだとか。相変わらずのコバケン人気、凄いです。

先月15日には同じく「特選コンサートVOL.19」が行われました。

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このABC朝日放送がお届けする人気のコンサートシリーズ第19回目は、日本、ヨーロッパで大活躍の指揮者、山田和樹さんの指揮でお贈りしました。
そういえば山田さんは炎のコバケンのお弟子さんでしたね(笑)。

プログラムは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と交響曲第3番「英雄」。
ベートーヴェン2曲の王道プロですね。

少し時間が経ってしまいましたが駆け足でコンサートの模様をリポートいたしましょう!

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指揮の山田和樹さんとは、2012年定期演奏会の「幻想交響曲」以来の共演。

ベートーヴェンは2012年の3月に、やはり今回のシリーズの17回目に第7番でご一緒していますし、初顔合わせとなった2011年の「八尾演奏会」では「運命」を演奏しています。
毎回とても新鮮で、得られるモノが多くて・・・
なので今回の「英雄」、とても楽しみにしていました。

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リハーサル初日は「英雄」を予定時間いっぱい使って練習しました。
大阪フィルとしても朝比奈時代から演奏する機会の多いベートーヴェンの交響曲。
なかでも「英雄」は「第九」と並んで大きな曲です。
山田マエストロはスコアをかなり読みこんで来られた様子です。
いくつものアイデアを準備し臨まれたリハーサルは、とても内容の濃いものになりました。

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コンサートマスターは特別客演コンマス、田野倉雅秋が務めます。

実は昨日2月28日、田野倉雅秋が4月から首席コンサートマスターになることをホームページや会報誌で発表しました。
2012年3月の長原幸太退団以降、空席になっていた首席コンマスのポストです。
この件、詳細は彼のメッセージを添えて、あらためて報告致します。

このコンサートが行われた時にはその事はまだ発表しておりません。
しかしいつものようにリーダーシップを発揮して、山田マエストロの音楽作りに協力していたコンマス田野倉でした。

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リハーサル2日目は、最初にピアノ協奏曲第5番「皇帝」から行いました
第1楽章冒頭、ピアノ独奏から始まる華やかな協奏曲で、楽器編成も演奏時間も最大規模を誇る大曲です。

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ピアノの金子三勇士さんは「皇帝」を弾くのは今回が初めてとの事。
これだけの大曲、頭の中でイメージしたりピアノ2台で合わせてみても、実際のオーケストラをバックに従えて弾くのでは全然違うと思うのですが、金子さんのピアノは力強く品格に満ちた演奏です。
これに本番はホールの響きが助けてくれるはず。 楽しみです。

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そして迎えた本番前のゲネプロ。
ザ・シンフォニーホールの響きを確認し、マエストロは金子さんと話し合われています。
カデンツァ後のきっかけやテンポなども確認し、いざ本番へ!

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2008年のバルトーク国際ピアノコンクール優勝の経歴を持つ人気のピアニスト金子三勇士さんの力強いピアノの響きが、残響2秒のザ・シンフォニーホールに鳴り響きました。

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「皇帝」はやはりスケールの大きな曲ですね。
1楽章冒頭のカデンツァ風の力強いピアノソロから、一気に金子さんのピアノに引き込まれていきました。
終演後のお客さまの拍手がとても温かかったです。

この曲、大阪フィルでは昨年6月、仲道郁代さんで演奏して以来となります。
そして今月の定期、尾高忠明指揮、巨匠ネルソン・フレイレのピアノで演奏します。
こちらは両巨匠の揃い踏み。 
また違った「皇帝」をお楽しみ頂けるはずです。
どうぞご期待ください。

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そして、後半の「英雄」へ。

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マエストロ山田和樹との「英雄」が始まりました。
自然に流れていく音楽、作為的な所が感じられないのがマエストロの音楽です。
しなやかなリズム感、すっと流れていく推進力、正確なタクト捌き。

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聴衆を熱中させる音楽を作るマエストロですが、本人は良い意味でとてもクール。
常に周囲が見えている感じで、とても見通しの良い音楽なのです。
そして、コバケン仕込みの腰の低さ。

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キビキビした動きが見る者にも心地良いマエストロの指揮。

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「マエストロのやりたい音楽を奏でたい!」
そうメンバーに思わせるというのはなかなか難しいことです。
それには音楽性と同時に人間性も要求されます。

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弦楽器も管楽器も打楽器も「それなら一度やってみようか!」。
その意味において、作為的ではなく自然な流れという表現が当てはまるのではないでしょうか。

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「英雄」が終了直後から、嵐のような拍手喝采が起こりました。
何度目かのカーテンコールの後、マエストロが客席に向かって話しかけられました。

「ベートーヴェンがメトロノームを見て嬉しくて・・・!」

そしてアンコールに演奏したのがベートーヴェン交響曲第8番の第2楽章。
途中、メトロノームのような格好をして指揮されるマエストロ。
マエストロ特有ののユーモアがお客さまに感じられ、皆さま笑顔でした(笑)。

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今回が4度目となった若きマエストロとの共演。
日本国内でも多くのオーケストラでタイトルをお持ちのマエストロですが、海外でもスイスロマンド管弦楽団に次いで昨年、モンテカルロ・フィルの首席客演指揮者に就任され、ますますお忙しいご様子です。
しかし、大阪フィルとの共演は定期的にお願いしたいです。

「山田はん、また呼んでや!」 「彼は天才や!」 「ハーディングやドュダメル、ウルバンスキ、フルシャ並の才能やで、大フィル大事にしな!」

いつもながらストレートなお声をありがとうございます。
お客さまも皆さまマエストロを認めておられるようですね。

こちらは前半終了後、楽屋の前で待ち伏せをして撮った写真です。
マエストロと金子三勇士さんをコンマス田野倉雅秋と渡辺美穂が挟んで、
ハーイ、チーズ!  カシャッ!

「皆さまお疲れさまでした。」


先ほども触れましたが、「3月定期」でベートーヴェンの「皇帝」を演奏します!
メインはシベリウスの交響曲第1番!
指揮は尾高忠明さん、ピアノ独奏はネルソン・フレイレ。
この定期が、ザシンフォニーホールで開催する最後の定期となります。

チケットはまだ余裕がございます。
ぜひお越しください。

こちらの定期の情報は、またあらためてブログに書きます。
いつも大阪フィルを応援して頂きまして、ありがとうございます。

(広報:H.I)

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席S席は完売

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-375】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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