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「第22回ABCフレッシュ・コンサート」終了しました!

若手音楽家にとって憧れのステージ「ABCフレッシュ・コンサート」が先日開催されました。

このコンサートに出演するには、まずオーディションによる厳しい審査を受け、その中から選ばれた数名が「ABC新人コンサート」に出演します。
そしてこのコンサートを通じて行われる審査で推薦された2名が、「ABCフレッシュ・コンサート」に出演出来るのです。

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(C)飯島隆

「ABCフレッシュ・コンサート」はザ・シンフォニーホールで開催され、飯森範親指揮によりプロのオーケストラと共演が約束されています。
そして、その模様は朝日放送がテレビとラジオで放送。
うーん、これは魅力的ですね。
「ABCフレッシュ・コンサート」は今年が22回目。
大阪フィルは隔年で出演しており、今年が大阪フィルの順番でした。

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指揮は審査員でもある飯森範親さん。

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大阪フィルをこれまで何度も指揮して頂いている飯森マエストロは、
来年4月より日本センチュリー交響楽団の首席指揮者に就任が決まっています。
井上道義体制の大阪フィル共々、関西のクラシック音楽シーンを盛り上げていきたいですね。

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厳しい競争を勝ち抜かれ、「ABCフレッシュ・コンサート」に出演されるソプラノの古瀬まきをさんのゲネプロが始まりました。
古瀬さんが歌う曲は、ドニゼッティの歌劇「ランメルモールのルチア」より、終幕(狂乱の場)で歌われる長大なアリア、“優しいささやき~香炉はくゆり~悲しみの涙を”です。
難曲中の難曲として知られている曲が、抑制の効いた歌唱でザ・シンフォニーホールに響き渡りました。

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プログラムの後半にはもう一人の主役、ピアノの多田真理さんがご登場。
まず、コンサートマスター渡辺美穂のチューニングでスタートします。

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多田真理さんがこの日のために選んだ曲は、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。
スペイン音楽やジャズの要素も盛り込まれた陽気で華やかな曲です。

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第2楽章のピアノソロと、その後に続く木管楽器、特にイングリッシュホルンとの対話は聴かせどころのひとつ。
イングリッシュホルンを吹くのは大島弥洲夫。

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この日のコンサートでは、もちろんオーケストラだけの曲も演奏しました。
まずオープニングでロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲を演奏し、後半はオールラヴェルプログラムで、ピアノ協奏曲に続いて、「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
「パヴァーヌ」のホルンソロを吹いたのは、今年1月から楽団員に仲間入りの高橋将純。
2番ホルンは蒲生絢子です。

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そして、コンサート最後の曲は「ボレロ」。
「ボレロ」と言えば、スネアドラムですね。
今回は、最後の部分で増強する2番のスネア共々、最初からステージセンターにスタンバイ。
写真は右手がスネア1番を叩く久保田善則、そして左が2番の堀内吉昌。
この曲、本当に最後まで大変だと思います。お疲れさまでした!

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この日のコンサートは、祝日開催ということもあり、14時開演。

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(C)飯島隆

開場時間の相当前から、ホールを取り巻くようにこの行列が。
結局、超満員で立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

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(C)飯島隆

特別にプロカメラマン飯島隆さんから本番の写真をお譲り頂きました。
皆さまご覧ください。
真っ白な本番衣装に身を包んだ古瀬まきをさんです。

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(C)飯島隆

「ABC新人コンサート」の時は時間の都合で「ルチア」の‘狂乱の場’途中からでしたが、この日は全曲歌われました。
やはり感情移入の事を考えても、全曲歌う方が歌いやすいでしょうね。
細部までキチンとコントロールされた歌が、ホールに響きました。

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(C)飯島隆

こちらはラベルのピアノ協奏曲ト長調を弾く多田真理さん。
第2楽章冒頭のピアのソロですね。

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(C)飯島隆

独特のリズムが特徴的な、おもちゃ箱をひっくり返したようなコンチェルト。
マンガ「のだめカンタービレ」でも、のだめが気に入る設定で使われています。
「のだめ」って、もう古いですか(笑)。 
大阪フィルを向こうに回して、この難しい曲を見事に演奏されました。

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(C)飯島隆

この日の満員のお客さまはとても集中して聴いて頂きました。
新人二人が晴れて音楽界にデビューされる記念すべきコンサート。
お客さまはその事の意味をしっかりご理解され、ご自分の目と耳で新人二人を確かめに来られようです。
そしてメインイベントが終了し、とても楽しんで大阪フィルの演奏を聴いていただき、とりわけ「ボレロ」には温かく盛大な拍手を頂きました。

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(C)飯島隆

アンコールはビゼーの「アルルの女」第2組曲第4曲「ファランドール」を演奏。
大変な盛り上がりのまま、コンサートは終了しました。

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(C)飯島隆

飯森マエストロをはさんで左がソプラノの古瀬まきをさん、右がピアノの多田真理さん。
お二方のこれからのご活躍をお祈り致します。
またご一緒出来る機会を楽しみにしています。

最後に、「ABCフレッシュ・コンサート」といえば、1994年の第4回でヴァイオリン部門の代表になり、外山雄三指揮、大阪フィルと共演したのが、特別客演コンサートマスターの田野倉雅秋です。
そして、1999年にやはりヴァイオリン部門の代表に選ばれたのが、大阪フィル第1ヴァイオリンの鈴木玲子です。

「ABCフレッシュ・コンサート」は大阪フィルにとっても、とても関係の強いコンサートでした。

NPO法人ABC音楽振興会はじめ関係者の皆さま、お世話になりました。
そして、ご来場頂きましたお客さま、ありがとうございました。


「第22回ABCフレッシュ・コンサート」のテレビとラジオの放送時間が決まりました!

〇朝日放送テレビ(6CH)2014年4月4日(金)深夜 放送予定
 ※コンサートにインタービューなどを加え、2時間番組に構成されて放映されます。

〇朝日放送ラジオ(1008KHz)「堀江政生のザ・シンフォニーホール・アワー」
      2014年2月23日(日)7:05~7:35 古瀬まきを(ソプラノ)
           3月 2日(日)7:05~7:35 多田真理(ピアノ)




さあ、今週はいよいよ今年最初の定期演奏会を開催します。

期待の新鋭指揮者、ガエタノ・デスピノーサの大阪フィル定期デビューです。

   2月定期

前にもお伝えしましたが、大阪フィルの定期演奏会がザ・シンフォニーホールで行われるのもあと2回だけです。
残響2秒のザ・シンフォニーホールに鳴り響く、ワーグナーとマーラー。
ぜひライブでお聴きください!
チケットは好評発売中です。
チケットはホームページのトップ画面からもご購入いただけます。

ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。

(広報:H.I)

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

チケット販売所:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-374】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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