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注目のマエストロ・デスピノーサ、今宵大阪フィル定期デビュー!

大阪フィル、今年最初の定期演奏会は、いよいよ本日と明日開催いたします!

初共演の若きマエストロ、ガエタノ・デスピノーサの大フィル定期デビューです。

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マエストロは「おはようございます!」とにこやかに笑顔を振り撒き、

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その後、指揮棒を構えると一転して真剣な表情に変わりました。
マエストロ・デスピノーサのマーラー交響曲第4番が始まりました。
マエストロのアイデアはメンバーにもしっかり浸透しています。

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「よしやってみよう!」そして、「うん、いいじゃないか!」
コンマス出身のマエストロは、奏者の生理が判るのでしょうね。
メンバーもマエストロの作りたい音楽作りに集中してるようです。
最初に通した曲とは明らかに違う音楽に変わって来ました。

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練習場の大フィル会館メインホールと本番会場のザ・シンフォニーホールとはまったく音響が違います。
音のバランスや強弱はもちろん、アーティキュレーションもゲネプロで最終チェックは必要ですが、思い通りにリハーサルが進んだかどうかは、マエストロの表情を見ていると判るものです。
皆さま、どうぞご期待くださいませ。

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マーラーの交響曲第4番は、彼の作品の中にあっては最も小さな編成の曲ですが、随所に管楽器の聴かせどころが満載の曲でもあります。
「天国の暮らし」、「天上の喜び」を歌う音楽として、トロンボーンやチューバを使用しない軽めの曲調は、マーラーの狙い通り、他の曲との差別化を生んでいます。

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ホルンやトランペットのソロも素敵なのですが、木管もすべての楽器に聴かせどころはもちろん、ベルアップなど視覚的にも楽しめる奏法も組み込まれています。
どうぞそれぞれの楽器の動きにも注目してお聴き下さい。

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第4楽章はなんと言っても、マグダレーナ・アンナ・ホフマンの歌う「天国の暮らし」。
それがどんな暮らしかと申しますと・・・

「地上のあれこれに煩わされたりしない、世の中の雑音などここ天国にはこれっぽちもきこえてこない。 踊ってはとんで、跳ねてはうたう。 ワインを飲むにも飲み代いらず、なんといってもここは天国食堂。パンは天使たちが焼いてくれる。 地上にはこんな音楽は無いでしょう。ここの音楽にはかなわないはず。一万一千もの乙女が踊りだしたりするものですから。」  

ざっとこんな感じです。 
ペテロやヨハネやマルタやルカ、チェーチリアまでも、狩りをしたり料理を作ったり、音楽を奏でたり・・・。
すごい暮らしですね。
この詩自体はマーラーがドイツ語民謡詩集『少年の不思議な角笛』から抜き出し、曲を付けたものです。

会場で配布するプログラムには歌詞対訳を付けていますので、開演前にお読みになることをお勧めします。

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マグダレーナがどこで歌っているかというと、上手側いちばん後ろです。
これはリハーサル段階で音の響きやバランスを考えての事。
ゲネプロでそのあたりをチェックして、歌う場所が変わるかもしれません。

「天上の音楽」が全体を包み込む意味を考えるといちばん後ろというのは理に適っていますね。
さて、本番はどこで歌われるか、お楽しみになさってください。

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下手側管楽器の中にあって、時にはメロディーを奏で、時には咆哮するのがホルン。
マーラーでホルン1番を吹くのは、1月に入団したトップ奏者の高橋将純。
これが定期演奏会デビューとなります。
当日配布するプログラムのメンバー紹介「大フィルの間」で高橋を紹介しております。
会場にお越しの皆さま、ぜひお読みください。

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ヴァイオリンの後ろには、ワーグナー、マーラーの曲ともに大活躍するハープが控えています。
演奏するのはお馴染みの今尾淑代。
そして打楽器奏者は、マーラー交響曲第4番でとても重要な役割となる鈴の他、ティンパニ、バスドラム、トライアングル、鈴、グロッケンシュピール、シンバル、銅鑼を5人で演奏します。

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本番の順番とは逆になっていますが、後半はワーグナーのリハーサルです。
コンサートマスター崔 文洙(チェ・ムンス)のチューニングを終え、楽劇「トリスタンとイゾルデ」が始まりました。

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オーケストラ全体を見回して、トロンボーンとチューバの最後列が埋まっているのがお判り頂けると思います。
先ほどは後ろで歌っていたマグダレーナは、通常のソリスト位置で歌っています。

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先ほどの「天上の音楽」とはある意味真逆の「愛と死」「官能の世界」を歌うマグダレーナ。

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オペラ出演も豊富な彼女がイゾルデになりきり、官能の果ての死を歌います。
この2曲をどのように歌い分けるか、そしてどこで歌うのか、どうぞ皆さまご期待下さい。

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3日間にわたるリハーサルは終了しました。
「お疲れさまでした!」流暢な日本語でマエストロが叫びました。
コンマス崔から順に弦のトップのメンバーと握手を交わしていくマエストロの表情はとても晴れやかでした。
最後に握手を交わしたヴィオラトップ奏者の竹内晴夫とは何やら話をしていました。

さあ、いよいよあと数時間に迫ってまいりました「第475回定期演奏会」初日。

大阪フィルが演奏する、ワーグナー楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕前奏曲~“イゾルデの愛の死”とマーラー交響曲第4番という興味深いプログラムですが、チケットは比較的余裕がございます。

ザ・シンフォニーホールで行う定期演奏会は今月、来月の2回のみです。
残響2秒の素晴らしいホールで聴く大フィル定期にお越しくださいませ。
お待ちしております。

(広報:H.I)

   2月定期

「第475回定期演奏会」

日 時:2月20日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:ガエタノ・デスピノーサ
独 唱:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(ソプラノ)
曲 目:ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲~"イゾルデの愛の死"
    マーラー/交響曲 第4番 ト長調
料 金:A席:6000円 B席:5000円 C席:4000円 D席、S席は完売

※未就学のお子様のご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は開演の1時間半前から販売いします。
※プレトーク・サロンを開演30分前より2階ホワイエで行います。お立ち寄りください。
※学生・シニア当日券を1000円で販売致します。 25歳以下の学生と、60歳以上のお客様は開演30分前の時点で当日券がある場合、お1人様1000円で入場頂けます。 ご入場の際、学生の方は学生証を、60歳以上の方は年齢を証明出来るものをご提示いただきます。 なお、座席はお選び頂けませんのであらかじめご了承願います。

チケット取扱い:
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
大阪フィル・ホームページ http://www.osaka-phil.com

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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