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炎のコバケンのタクトから引き出された、魅惑の大フィルサウンド! 

「ザ・シンフォニーホール特選コンサートVOL.20」“小林研一郎 炎のタクト”は、大盛況のうちに終了しました。

場内はコバケン人気でしょうか、立ち見まで出て超満員。
ゲネプロから本番の様子をさっそくリポートしましょう。

まず、4月より首席コンサートマスターに就任が決まった、特別客演コンマスの田野倉雅秋から皆さまにご挨拶をさせて頂きます。

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「客演の‘客’が取れて、大阪フィルの身内となり、さらに厳しさと責任が増すことになります。 大阪フィルの一員として皆さまにもっと楽しんで頂けるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

「田野倉雅秋 首席コンサートマスター就任」についてはコチラをご覧下さい。


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ゲネプロでも本番でも同じです。
コバケン・マエストロはまずコンマス田野倉雅秋と握手を交わし、
メンバーに「よろしくお願いします」と丁寧にお辞儀をされます。

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そして一呼吸おいて、始まりました。
前半はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です。

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ヴァイオリン独奏は、松田理奈さん。
2004年の日本音楽コンクール優勝の松田さん、恵まれた容姿で大人気のヴァイオリニストですが、ヴァイオリンの技術は相当なものです。
第1楽章冒頭から松田さんの美しい音色に魅せられました。

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メンデルスゾーンは、品と華を兼ね備えた完全に松田さんの音楽です。
マエストロは音のバランスやきっかけをオーケストラに知らせる感じです。

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‘メンコン’の愛称で親しまれているこの曲、3楽章まで途切れず演奏されます。
お客さまも息つく間もなく、凄く集中して聴いて頂きました。
写真は最後の音を弾き終わったところです。
松田さんはじめ、弦奏者の弓が上がっていますね。
この直後から、爆発的な拍手とブラヴォーが続きました。

そして歓声応えるアンコールは、クライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」より。
うーん、音が綺麗でピッチが正確というのは、大切ですね。
ストレスなく音楽に入り込めます。

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松田さんとは久し振りの共演でしたが、とても楽しい時間でした。
またご一緒させてください。
演奏を終えて楽屋に戻って来られた松田さんをキャッチ。
素敵な本番ドレス姿の松田さんの撮影に成功です。

「松田さん、お疲れ様でした!」

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メンデルスゾーンの余韻冷めやらぬザ・シンフォニーホール。
後半はブラームスの交響曲第1番です。
マエストロが指揮棒を動かすと、始まりました。

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ティンパニーの連打に合わせて半音階的に上行する旋律と、下降する副旋律が交錯する第1楽章序奏。
この日は、中村拓実がティンパニを演奏しました。

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マエストロはこの曲はすっかり頭に入っておられるようで、ゲネプロではスコアを見ずに練習番号から何小節目と演奏する個所を指示。
もちろん本番は暗譜で指揮されます。

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やりたい事がはっきりしておられるマエストロ。
言葉はとても丁寧ですが、断固たる意思が垣間見れます。
「ここは譜面には強弱記号はメゾフォルテとなっていますが・・・」
ブラームス交響曲第1番を何十回も演奏している奏者もとても新鮮なブラームス。

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マエストロの言う通りに演奏すると、間違いなくドラマチックな音楽になります。
そういった仕掛けが色々なところにあります。
そしてそれこそが、コバケンサウンドなのです。

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常に120%の力で指揮をされるマエストロ。 
全身全霊という言葉が有りますが、まさにマエストロの指揮はそれです。
ここぞというメロディーはつい口をついて出てしまうのでしょうか。
オーケストラの奏でる美しいメロディに交じって、マエストロの息遣いが聞こえておりました。

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ゲネプロでマエストロに質問するコンマス田野倉雅秋。
マエストロの意図することや、やりたい事をまず自分自身で確認し・・・

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それを奏者に伝えます。
1stヴァイオリンの場合なら、前のプルトから後ろに伝達されていきます。
他の楽器ならまずトップ奏者に伝わり、同じように伝達されていきます。

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そんな風にマエストロのアイデアに基づくブラームスを、本番では弦楽器の奏者も、

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管楽器や打楽器の奏者も演奏致しました。

大阪フィルが過去にマエストロと共演した回数はとても多く、
それらのコンサートがどんな結果を生んできたか、みんなよく判っています。
なので、マエストロの仰る事なら、「よし、やってみよう!」と受け入れます。

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その結果、昨日のコンサートのような音楽が生まれるのです。
朝比奈時代から幾多の名演を生んできたブラームスの交響曲第1番に、新たな名演が誕生しました。

演奏が終わった直後から、拍手とブラヴォーの嵐。
そう、本当に客席の沸き方が嵐のようでした。
カーテンコールが続く中、マエストロがお客さまに話しかけられます。

「いつも申し上げている事ですが、皆さまの発する気のようなものが私たちに力を与え、今日のような演奏が出来るのです。 本当にありがとうございます。 またこの度、コンサートマスターの田野倉さんが、正式に大阪フィルのコンサートマスターとなられる事が決まったとの事です(首席コンマスの意味) 田野倉さんにはますます頑張って頂きたいと思います。」

マエストロの口から、コンマス田野倉雅秋の首席コンマス就任が紹介されました。
このあたり、マエストロのご配慮というかサプライズというか・・・ 
これまでにも退団者がいる時もきまってお客さまに紹介頂きました。
マエストロは本当に大阪フィルの事をよくご存知なのです。

「マエストロ、感謝申し上げます!」

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終演後、そんなコバケン・マエストロと田野倉雅秋の戻りを楽屋の前で待ち伏せです。

そこに、「やっぱりブラームスは良いね。大フィルは良い音するね!」とマエストロが話しながら戻って来られました。 
そしての笑顔の2ショット写真の撮影に成功です。

すると、出番を終えて客席で後半のブラームスを聴かれていた松田理奈さんが戻って来られました。

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という事で、3人での記念撮影が叶いました。
達成感に満ちたとても素敵な笑顔です。

「皆さまどうもお疲れ様でした!」

最後になりましたが、ABC朝日放送関係者の皆さま、お世話になりました。
そして、ご来場のお客さまに、この場を借りて御礼申し上げます。

この日、帰り際にお配りしたチラシは、炎のコバケン次なるコンサートのお知らせです。

それは、6月に行う恒例の「オービック・スペシャル・コンサート」です。
ピアノ独奏に清水和音さんをお迎えして、チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”、ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番、ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」をお届けします。

マエストロ得意のロシアプログラム!
注目は、ソチオリンピックのフィギュアスケート浅田真央選手の、
フリーの演技でお馴染み、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番です!


間違いなく熱いコンサートになる事でしょう。
チケットは今月25日の発売。
良い席は早めのアクションをおススメします!

(広報:H.I)

「オービック・スペシャル・コンサート」

日 時:6月5日(木)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:小林研一郎
独 奏:清水和音(ピアノ)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”
    ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
    ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」 
料 金:A席5000円 B席3000円 C席1500円

発売日:3月25日(火)一般発売

お問合わせ:大阪フィル・チケットセンター(06-6656-4890)


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