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約40年ぶりの再会!巨匠ネルソン・フレイレ登場です。

「第476回定期演奏会」リハーサル2日目の様子をリポートしましょう!

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コンサートマスター崔 文洙(チェ・ムンス)のチューニングでリハーサルは始まりました。

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ザ・シンフォニーホールで行われる定期演奏会は今回が最後です。
特別な思いで臨むシーズン最後の演奏会を指揮していただくのは、やはり大阪フィルにとっても特別な方、尾高忠明マエストロです。

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コンマス崔とトップサイドに座る力武千幸と握手をしたマエストロは、「4楽章からお願いします!」と話し指揮棒を下ろされました。
4楽章冒頭、弦楽器のユニゾンで、ホ短調のメロディを悲劇的に歌い上げます。

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このメロディ、1楽章冒頭でクラリネットがピアニッシモで奏でる序奏主題と同じ。
そして第4楽章は、「幻想曲風に」の指示通り、小説や抒情詩の悲劇的な結末を描くように、最後は急速に減衰しピツィカートで集結します。
チャイコフスキーやワーグナー、ブルックナーの影響を感じるこの曲、次の交響曲第2番に比べると圧倒的に演奏機会が少ない曲ですが、とても美しい曲です。

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来年が生誕150年を迎えるシベリウス、尾高マエストロは得意とされています。
先月にはNHK交響楽団の定期演奏会でオールシベリウスプログラムの演奏会をされていますし、引き続きその後には音楽監督をされている札幌交響楽団とも、札幌と東京でやはりシベリウスだけのプログラムを演奏されています。

マエストロ得意のシベリウス一色の中で迎える今回の定期演奏会。
当然シベリウス交響曲第1番には期待が高まります!

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マエストロのリハーサルはとても緻密です。
アーティキュレーションや強弱記号も、何故そうなのかという裏づけがはっきりしています。
しかし、それでいて笑顔が絶えない楽しいリハーサル。
真剣な表情で演奏しているメンバーも、つぎの瞬間・・・

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こんな表情に変わってしまいます。
少し小さな写真ですがお判りいただけますでしょうか?
全員が笑っていますね(笑)。
これだけメンバーの気持ちをひきつけられるマエストロなのです。

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その後、演奏に戻っても、
もちろん、マエストロに応えようとメンバーも頑張りますよね。

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大阪フィルに限らず日本中のオーケストラから指揮して欲しいという依頼が絶えないマエストロ。
マエストロに振っていただくと、確実に凄い演奏になることをオケのメンバーは判っています。
だから一生懸命マエストロに応えようとメンバーも頑張る。
これ、尾高マジックです。

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「ずっとシベリウスをやって来たので、ベートーヴェンが嬉しいですね!」
尾高マエストロがそう呟かれたベートーヴェン「皇帝」のリハーサルが始まりました。

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ピアノ独奏はブラジル生まれの巨匠、現在69歳のネルソン・フレイレ。
1964年にヴィアンナ・ダ・モッタ国際コンクールで優勝して以来、世界中のメジャーオケと演奏を重ねてこられた方です。

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そんなネルソン・フレイレと大阪フィルが共演するのは今回が2度目です。
前回はいつかと申しますと・・・
ナント1975年10月19日(日)、西ドイツのアウグスブルグ国際会議場。

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大阪フィル第1回ヨーロッパ公演でのことです。
第1回ヨーロッパ公演は、75年の9月29日~10月31日の日程で5カ国20公演を実施。
この時の演奏旅行の話は色々と話し出せばキリがないのですが、
ファンの皆さまから「大阪フィルをヨーロッパへ送る会」が立ち上がりまして、ちょっとした市民運動のような盛り上がりで、ヨーロッパへ行かせて頂きました。
壮行会となるコンサートでは、「オーケストラを振ったらエエ気持ちやろな!」と語っておられた桂米朝さんも指揮。

このヨーロッパ公演の演奏がレコードになり大変な話題に・・・。
10月12日(日)、オーストリアのリンツ、聖フロリアン教会堂で行った、朝比奈隆指揮のブルックナー交響曲第7番です。

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ハナシをネルソン・フレイレに戻しましょう。
演奏したのが1975年なので、西ドイツ!でのコンサート。
その日、秋山和慶指揮で演奏したシューマンのピアノ協奏曲のソリストがネルソン・フレイレでした。
他の演奏曲目は、1曲目にレスピーギの交響詩「ローマの噴水」で幕を開け、メインはチャイコフスキーの交響曲第5番だったそうです。
ネルソン・フレイレ31歳の時です。
この写真のピアニストがそうだという事ですが、よくわかりません(笑)。

それから40年近い歳月が流れ、今や押しも押されぬ巨匠。

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そんなネルソン・フレイレとの共演、ちょっとテンション上がります。
「ラテン系のベートーヴェン。本番が楽しみですね!」とはマエストロの弁。

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随所でマエストロとテンポやきっかけなどをしっかりと打ち合わせされていました。

2日間の練習でマエストロががっちりオケのテンポキープ出来ることを確認した上で、
直線一気、突き抜けるベートーヴェンになるのか(笑)。
本番が楽しみですね。

   3月定期チラシ

ザ・シンフォニーホール最後となる定期演奏会。
チケットはまだ余裕がございます。
どうぞお越しくださいませ。 お待ちしております!

(広報:H.I)

「第476回定期演奏会」

日 時:3月13日(木)、14日(金)19時開演(18時開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:ネルソン・フレイレ(ピアノ)
曲 目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
    シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 D席、S席は完売
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:193-375】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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