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コバケンさんの音楽がザ・シンフォニーホールに鳴り響きました!

恒例の「オービックス・ペシャルコンサート」は超満員のお客さまにお越しいただき、大変な盛り上がりのなか終了いたしました。
ご来場頂きましたお客様には、この場を借りて御礼申し上げます。
リハーサルからゲネプロの写真を通して、本番の様子を駆け足で振り返ってみましょう。

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まずはこの写真からご覧ください。
前半のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番演奏終了後、この日のコンマス渡邊美穂を交えて楽屋で撮影した3ショット記念写真。
炎のコバケンこと小林研一郎マエストロとピアニストの清水和音さんは共演回数も多く、とても強い信頼関係で結ばれておられるようです。
「我々二人をセットでご指名ください。名演奏をお届けしますよ!」(笑)
そんな事を冗談めかして話されるコバケンさんと清水さん。
清水さんの笑顔、素敵ですね。

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お二人の親しい雰囲気は、前日リハーサルのちょっとした会話にも感じられます。

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もちろんリハーサル中は本番同様真剣勝負。
清水さんのラフマニノフは力強く、とてもスケールの大きな音楽です。
本番での成功、この時点で確信出来ました。

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トランペットをはじめ金管楽器の華やかなファンファーレで始まるチャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ。
華やかなコンサートのスタートです。

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コバケンさんの音楽が常にお客さまを感動させるのは、他の誰もが持ち得ないコバケンマジックが有るからです。

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マエストロはお客さまの生理を十分理解し、「ここは少しタメて出る!」、「ここは少し長めにフォルテにもっていく!」といった仕掛けを曲の至る所に配置されています。
それを弾き手の生理を十分配慮の上、丁寧に指示をされます。
コバケンさんのことをよくわかっているメンバーは「よし、今回も試してみよう!」。
そしてやってみると、「なるほど、いいじゃない!」。
今夜も感動的な音楽をオーケストラから引き出すマエストロなのです。

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フィギュアスケート浅田真央さんのフリー演技のテーマ曲としてすっかりお馴染みのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。

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このところ、素晴らしい技術を持った若手女性ピアニストの台頭が目覚ましクラシック音楽の世界。
清水さんの音楽は、優しさと力強さを併せ持った、これぞオトコのピアノ!です。
1981年、ロン=ティボー国際ピアノコンクール優勝のテクニックは、時間と共に更なる磨きがかかり、申し分なし。

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今年、一度に「皇帝」、ラフマニノフ2番、チャイコフスキー1番のピアノ協奏曲を演奏された清水さん。
2011年のデビュー30周年には、これまた一度にご自身も大好きだと仰るラフマニノフの4曲の協奏曲とパガニーニラプソディの全5曲を演奏されたこともありました。
紛れもなく日本を代表する清水和音さんのラフマニノフの2番。
お客さまにはご堪能いただけた事と思います。

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音のバランスを聴くために客席に降りられているコバケンさんに「どうですか?」と話し掛けられる清水さん。

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ゲネプロ終了後、談笑されるコバケンさんと清水さん。
コバケンさんの笑顔が何とも素敵ですね。
横でその様子を聴いているコンマス渡辺美穂、その奥には2ndヴァイオリンのトップ宮田英恵、その後ろには高木美恵子。

本番では感動的な演奏が行われ、それに応える形で清水さんが演奏されたのが、スクリャービンの「ポエム32-1」。
カーテンコールの後に撮影した写真が、冒頭の3ショットです。

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休憩をはさんで本日のメイン、ムソルグスキー作曲/ラヴェル編曲「展覧会の絵」が始まりました。

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元はピアノのための曲だったのがラヴェルがオーケストラ版に編曲をし、オーケストラにとっても大切なレパートリーとなっています。
美術館の中を絵画をゆったり見て回る光景が描かれています。

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絵画は全部で10枚。
グノムス(こびと)、古い城、テュイルリー(子供の言い争い)、ヴィドロ(牛)、殻を付けたヒヨコのバレエ、金持ちで傲慢なゴールデンベルクと貧しく卑屈なシュムイレの会話、リモージュ(市場)、カタコンブ(ローマ人の墓地)、バーバ・ヤガー(鶏の足の上に建つ小屋、キエフの大門。
それぞれの曲の間を美術館内を歩くイメージの‘プロムナード’が繋ぎます。

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聴きどころ満載の「展覧会の絵」、オーケストレーションが本当に見事!
弦楽器も管楽器も魅力たっぷりです。
冒頭の‘プロムナード’や‘ザムエル・ゴールデンベルグとシュレイム’などで大活躍のトランペット、‘古い城’のアルトサックスなど、ソロもGood!

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しかしこの日の第4曲‘ヴィドロ(牛)’はブラヴォーでした。
‘ヴィドロ’のソロを吹くのはチューバ奏者 川浪浩一。
この‘ヴィドロ’、川浪はバスチューバ(F管)で演奏します。
‘ヴィドロ’以外は通常のチューバ(C管)で演奏するため「展覧会の絵」ではご覧のように2台持ち。
上の写真は、C管のチューバを吹いているところ。

‘ヴィドロ’の事を、以前、新聞記者さんの取材で語っております。

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これは、毎日新聞の人気コーナー「アートのトリセツ」取材時の一コマ。

「チューバのソロで代表的なものと言えば、「展覧会の絵」の第4曲“ビドロ”でしょうか。
この“ビドロ”、テナーチューバやユーフォニウムで吹く場合も多いのですが、
僕はバスチューバ(F管)で吹くため、通常のチューバ(C管)と合わせて2台持ち。
通常のチューバを吹いている時に、バスチューバはこの位置に置いておきます」
と。

まさに先ほどの写真そのままですね。

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オーケストラの中にあって圧倒的な存在感を示すチューバ。
オーケストラサウンドの最低音をしっかり支えています。
大阪フィルでチューバを吹くのは、2007年入団の川浪浩一です。
この機会に皆さま、どうぞ顔を覚えていただき、応援をよろしくお願い申し上げます!

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最後は‘キエフの大門’を大迫力で演奏し、炎のコバケンさんの華やかな「展覧会の絵」は終了しました。
演奏終了の後、すぐに拍手やブラヴォーは起こらず、暫しの静寂が素晴らしかったです。
その後起こった拍手喝采、ブラヴォーコールを何度目かのカーテンコールの後制して、マエストロは語られました。

「皆さまの声援がオーケストラにパワーを与えて下さり、稀にみる素晴らしい「展覧会の絵」!を演奏する事が出来ました。どうもありがとう存じます。」
「アンコールに‘カヴァレリア・ルスティカーナ’の間奏曲を演奏します。この間起こった震災の事などを思い出し祈りの気持ちで聴いて頂けるとありがたいです。 そしてその後は、オービック・スペシャルコンサート恒例、私がピアノに合わせて皆さまと‘ふるさと’を合唱しましょう!よろしくお願いします。」


‘カヴァレリア・ルスティカーナ’の間奏曲が、祈りの音楽としてザ・シンフォニーホールに鳴り響きました。
その後、オーケストラは退場し、ピアノがセッティングされる間も、ほとんどの方が帰る気配も無くその場に残っておられました。 さすがコバケンさんです(笑)。
まず‘千の風になって’を歌った後、‘ふるさと’を皆さんで歌って終了しました。

コバケンマエストロの魅力全開、コバケン劇場の終演です。
分かっていても感動してしまう・・・。
いったい何なのでしょうか、小林研一郎のという人の魅力は。

コバケン人気は、まだまだ衰えを知りません。

     【3大】チラシ

こちらも恒例となった「3大交響曲の夕べ」のチケットもほぼ完売。
会場はフェスティバルホール。 それが早々に完売!本当に有難い事です。


その前日、8月9日には、鳥取県米子でもコバケンさん指揮の公演があります。
「米子市市公会堂リニューアル記念  大阪フィルハーモニー交響楽団 演奏会」です。
プログラムは、ベートーヴェンの 「運命」とドヴォルザークの「新世界より」。
チケットはS席6500円、A席4500円、高校生以下2000円で好評発売中!
お問い合わせは、とりぎん文化会館(0857)21-8700まで。


そして、新しいコンサートが決まりました。

今年の「南海コンサート」、コバケンさんの指揮が決定しました!
10月13日(月・祝)14時半開演、大阪狭山市文化会館SAYAKAホールです。
曲は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、ベルリオーズの幻想交響曲。
チャイコフスキーのソリストは、南紫音さん。
チケットは一般3000円、ペアですと5000円。 7月12日発売です!
客席数1208席限定。 こちらもすぐに完売する事でしょうね。


炎のコバケンさんの指揮は、今まさに円熟の極み!
大阪フィルとこれほどたくさん共演して頂き、マエストロには感謝申し上げます。


さて、オーケストラは今週と来週、文化庁の学校巡回コンサートです。
京都、福井、富山の小学校・中学校へ巡回の旅公演に出るため、大阪を離れます。
そしてその翌週は、いよいよ「第479回定期演奏会」です。
指揮者はお馴染みの下野竜也さん。
ピアノ独奏には88歳の巨匠アルド・チッコリーニを迎え、盛りだくさんのプログラムでお贈りします。

チケットはまだ余裕がありますが、良いお席はお早めにどうぞ!
フェスティバルホールでお待ちしています。
皆さま、どうぞ引き続き大阪フィルをよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

     【♯479】チラシ

「第479回定期演奏会」

日 時:6月26日(木)、27日(金)19時開演(18時開場)
会 場フェスティバルホール
指 揮:下野竜也
独 奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:ラヴェル/古風なメヌエット
    サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103 「エジプト風」
    ブルックナー/序曲 ト短調
    ヒンデミット/交響曲 「画家マティス」
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 BOX:7,000円
    学生席(3階席):1,000円(25歳以下の学生。要学生証)

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-939】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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