「ソワレ・シンフォニー」のリハーサルが始まりました!
大阪フィルが今シーズンから始めるシリーズ企画「ソワレ・シンフォニー」の1回目が、いよいよ16日、今週水曜日に開催いたします。
この「ソワレ・シンフォニー」は、初めて大阪フィルとザ・シンフォニーホールが共同主催でお届けするコンサートです。

開演時間はいつもより30分遅めの19時半スタート。
休憩を挟まない60分コンサートで、終演時間はいつもより早めの20時半過ぎ。
チケット代金は安めの3500円で、全席均一指定となっています。
プログラム的には小品と交響曲の組合せで、決して満足度を損なうものではありません。

記念すべき「ソワレ・シンフォニー」第1回目を指揮していただく高関健さんは、
「クラシックは決して難しくはありません。敷居を低くするために内容を簡単にするのではなく、訴える力の強い作品を、短い時間で集中して聴いてもらうことは良いアイデアだと思います。」 と、ザ・シンフォニーホールの情報誌「シンフォニア」のインタビューに答えておられます。

ザ・シンフォニーホールと一緒に立ち上げた、色々な可能性を秘めた新しいコンサート。
コンサートマスター田野倉雅秋のチューニングでリハーサルスタートです。

「ソワレ・シンフォニー」初年度の今年、4回開催します。
指揮はそれぞれ日本を代表するマエストロの皆さまにお願いをしました。
高関健さん、尾高忠明さん、外山雄三さん、大山平一郎さん。
初年度のテーマは、作曲家の最初の交響曲」。
1回目をお願いする高関健さんは、得意とするマーラーの交響曲第1番「巨人」を選ばれました。

定評ある高関健のマーラー「巨人」!
記念すべき第1回目を飾るに相応しいプログラムです。
高関マエストロのスコアへのアプローチは研究家のように緻密なものです。
手に入る限りの文献をチェックして、丁寧に読み込まれたスコアをベースに音楽を構築されます。

ひと言でいうと明晰な解釈ということになるのでしょうが、その音楽は瑞々しくプレーヤーにも聴き手に迫ってきます。
引き出しが多く、目から鱗の指示が飛び交う刺激的なリハーサルです。
プレーヤーへのリスペクトの気持ちをお持ちのマエストロ。
プレーヤーも気持ちよく「それじゃ一度試してみよう!」ということで、新鮮な音楽が出来上がっていきます。

「巨人」のリハーサルが始まりました。
第1楽章、弦楽器がフラジオレット奏法による倍音でAの音を持続している上に、オーボエ、ファゴットが全体のモチーフを示す、ワクワクするオープニングです。
その後に登場する遠くから聞こえるファンファーレ。
トランペットのバンダによるものです。
リハーサルでは練習場のロビーのところにモニター画面を置いて演奏します。

バンダのトランペットは左から、篠﨑孝、秋月孝之、橋爪伴之の3名。
近くで聴くと大きな音ですが、客席にどう聴こえるのか、バランスが難しいのがバンダです。
メンバーはこの後、本来のトランペットの位置に戻って行きます。
「スーツ着てる二人に挟まれて、僕だけ普段着で浮いていない? 衣装を忘れてきたみたいじゃない? 大丈夫?」とカメラを意識していた秋月孝之。
この辺りのこだわり、芸術家ですね(笑)。
彼はこの「巨人」で1番を吹いています。
秋月をはじめとするトランペットセクションの活躍をどうぞお楽しみに。

「巨人」はマーラーの曲の中では演奏機会の一番多い曲だと思います。
演奏時間が短かったり、声楽を伴っていなかったりで、マーラーが苦手という方も比較的聴きやすいからかもしれませんが、大阪フィルの創立名誉指揮者の朝比奈隆は、「あれは習作であって、交響曲ではない」との理由で指揮をしませんでした。
楽器編成としては大掛かりな曲です。

センターから見て上手側には、オーボエは4(3番はイングリッシュホルン持ち替え)、ファゴット3(3番はコントラファゴット持ち替え)、トロンボーン3、チューバ1が並びます。

センターから下手側には、フルート4(2番から4番まではピッコロ持ち替え)、クラリネット3(3番はバスクラリネット、小クラリネット持ち替え)、小クラリネット1、トランペット4、ティンパニ2、打楽器3(バスドラム、シンバル、トライアングル、タムタム)。

ホルン7、ハープ1。
ご覧のようにホルンとハープは上手に並んでいます。

弦五部はもちろん16型。
16-14-12-10-8の編成です。
楽器配置は、1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンが向き合う対向配置。

下手から、1stヴァイオリン、チェロ、その後方にコントラバス、ヴィオラ、上手客席寄りに2ndヴァイオリンという並びです。
60分に凝縮した重量級コンサート。
実際にはマーラーの「巨人」が55分~1時間、ウェーバーの「魔弾の射手」序曲が8分~10分を考えると、終演は20時45分くらいになると思われます。
初の試み「ソワレ・シンフォニー」はいよいよ明日が本番です。
チケットはまだ沢山ございます。
「お仕事帰りに当日券で・・・という聴き方ができるコンサートですよ!」と宣伝してきたので、そういう皆さまも多いのでしょう。
もちろん当日券はございますが、本日18時までなら当日引取りで予約を受け付けています。
そちらもご利用ください。
大阪フィルチケット・センター 06-6656-4890までお電話ください。
それでは、ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。
(広報:H.I)
大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニー>Vol.1
日 時:4月16日(水)19:30開演(18:30開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:高関健
曲 目:ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
マーラー/交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
料 金:均一指定:3,500円
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
この「ソワレ・シンフォニー」は、初めて大阪フィルとザ・シンフォニーホールが共同主催でお届けするコンサートです。

開演時間はいつもより30分遅めの19時半スタート。
休憩を挟まない60分コンサートで、終演時間はいつもより早めの20時半過ぎ。
チケット代金は安めの3500円で、全席均一指定となっています。
プログラム的には小品と交響曲の組合せで、決して満足度を損なうものではありません。

記念すべき「ソワレ・シンフォニー」第1回目を指揮していただく高関健さんは、
「クラシックは決して難しくはありません。敷居を低くするために内容を簡単にするのではなく、訴える力の強い作品を、短い時間で集中して聴いてもらうことは良いアイデアだと思います。」 と、ザ・シンフォニーホールの情報誌「シンフォニア」のインタビューに答えておられます。

ザ・シンフォニーホールと一緒に立ち上げた、色々な可能性を秘めた新しいコンサート。
コンサートマスター田野倉雅秋のチューニングでリハーサルスタートです。

「ソワレ・シンフォニー」初年度の今年、4回開催します。
指揮はそれぞれ日本を代表するマエストロの皆さまにお願いをしました。
高関健さん、尾高忠明さん、外山雄三さん、大山平一郎さん。
初年度のテーマは、作曲家の最初の交響曲」。
1回目をお願いする高関健さんは、得意とするマーラーの交響曲第1番「巨人」を選ばれました。

定評ある高関健のマーラー「巨人」!
記念すべき第1回目を飾るに相応しいプログラムです。
高関マエストロのスコアへのアプローチは研究家のように緻密なものです。
手に入る限りの文献をチェックして、丁寧に読み込まれたスコアをベースに音楽を構築されます。

ひと言でいうと明晰な解釈ということになるのでしょうが、その音楽は瑞々しくプレーヤーにも聴き手に迫ってきます。
引き出しが多く、目から鱗の指示が飛び交う刺激的なリハーサルです。
プレーヤーへのリスペクトの気持ちをお持ちのマエストロ。
プレーヤーも気持ちよく「それじゃ一度試してみよう!」ということで、新鮮な音楽が出来上がっていきます。

「巨人」のリハーサルが始まりました。
第1楽章、弦楽器がフラジオレット奏法による倍音でAの音を持続している上に、オーボエ、ファゴットが全体のモチーフを示す、ワクワクするオープニングです。
その後に登場する遠くから聞こえるファンファーレ。
トランペットのバンダによるものです。
リハーサルでは練習場のロビーのところにモニター画面を置いて演奏します。

バンダのトランペットは左から、篠﨑孝、秋月孝之、橋爪伴之の3名。
近くで聴くと大きな音ですが、客席にどう聴こえるのか、バランスが難しいのがバンダです。
メンバーはこの後、本来のトランペットの位置に戻って行きます。
「スーツ着てる二人に挟まれて、僕だけ普段着で浮いていない? 衣装を忘れてきたみたいじゃない? 大丈夫?」とカメラを意識していた秋月孝之。
この辺りのこだわり、芸術家ですね(笑)。
彼はこの「巨人」で1番を吹いています。
秋月をはじめとするトランペットセクションの活躍をどうぞお楽しみに。

「巨人」はマーラーの曲の中では演奏機会の一番多い曲だと思います。
演奏時間が短かったり、声楽を伴っていなかったりで、マーラーが苦手という方も比較的聴きやすいからかもしれませんが、大阪フィルの創立名誉指揮者の朝比奈隆は、「あれは習作であって、交響曲ではない」との理由で指揮をしませんでした。
楽器編成としては大掛かりな曲です。

センターから見て上手側には、オーボエは4(3番はイングリッシュホルン持ち替え)、ファゴット3(3番はコントラファゴット持ち替え)、トロンボーン3、チューバ1が並びます。

センターから下手側には、フルート4(2番から4番まではピッコロ持ち替え)、クラリネット3(3番はバスクラリネット、小クラリネット持ち替え)、小クラリネット1、トランペット4、ティンパニ2、打楽器3(バスドラム、シンバル、トライアングル、タムタム)。

ホルン7、ハープ1。
ご覧のようにホルンとハープは上手に並んでいます。

弦五部はもちろん16型。
16-14-12-10-8の編成です。
楽器配置は、1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンが向き合う対向配置。

下手から、1stヴァイオリン、チェロ、その後方にコントラバス、ヴィオラ、上手客席寄りに2ndヴァイオリンという並びです。
60分に凝縮した重量級コンサート。
実際にはマーラーの「巨人」が55分~1時間、ウェーバーの「魔弾の射手」序曲が8分~10分を考えると、終演は20時45分くらいになると思われます。
初の試み「ソワレ・シンフォニー」はいよいよ明日が本番です。
チケットはまだ沢山ございます。
「お仕事帰りに当日券で・・・という聴き方ができるコンサートですよ!」と宣伝してきたので、そういう皆さまも多いのでしょう。
もちろん当日券はございますが、本日18時までなら当日引取りで予約を受け付けています。
そちらもご利用ください。
大阪フィルチケット・センター 06-6656-4890までお電話ください。
それでは、ザ・シンフォニーホールでお待ちしております。
(広報:H.I)
大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニー>Vol.1
日 時:4月16日(水)19:30開演(18:30開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:高関健
曲 目:ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
マーラー/交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
料 金:均一指定:3,500円
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
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