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守山で、大津で、鳴り響いたドヴォルザークとブラームス!

ゴールデンウィーク恒例、クラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ」は、東京、大津、金沢、新潟の各地で開催され、どこも大盛況だったようです。

大阪フィルは大津のびわ湖ホールで開催された「LFJ」と、そのプレイベントとして守山で行われた「ルシオール・アートキッズフェスティバル2014」にも出演致しました。

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4月4日、5日に守山市民ホールをメイン会場として行われた「ルシオール・アートキッズフェスティバル」と、今年5回目を迎えた「LFJびわ湖」の模様を、まとめてご覧ください。

守山市民ホールのまわりはチラシやポスターがたくさん貼ってありました。
地域と密着する形でおこなわれているこの音楽祭には、守山市内の4中学校吹奏楽部の演奏も行われます。
もちろん、大フィル以外にもイリーナ・メジューエワのピアノリサイタルやびわ湖ホール声楽アンサンブルなどプロの演奏家も色々な場所でコンサートを行い、とても充実したプログラム。
そのスタイルは完全に「ラ・フォル・ジュルネ」のミニイベントの様相。

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「ルシオール・アートキッズフェスティバル」の指揮者は山下一史さん。
ご一緒するのは昨年の12月、びわ湖ホールで行われた「KEIBUN第九」以来。
奇しくも滋賀県のコンサートでの再会となりました。

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プログラムはスメタナの交響詩「我が祖国」より‘モルダウ’とドヴォルザークの交響曲第8番。
人気の2曲と言う事もあり、会場にはたくさんのお客さんにお集まり頂きました。

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ドヴォルザーク8番は名旋律の宝庫ですね。
山下マエストロは、全身を使った熱い指揮で、大阪フィルから迫力のサウンドを引き出していただきました。
お客さまから頂いた温かい拍手、どうもありがとうございました。

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「ルシオール・アートキッズフェスティバル」から3週間後、
「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」は開催されました。
最寄りのJR大津駅を降りると、すでにお祭りは始まっています。

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シャトルバスに乗って、メイン会場となる滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールへ。
ホールには大きな横断幕が掛かっています。

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会場内にあるチケット販売ブースの横には、

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チケットの残券状況が表示されています。
大阪フィルは、4月27日の大ホールなので、いちばん左端ですが・・・
2公演とも売り切れています!
皆さま、ありがとうございます。

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「ラ・フォル・ジュルネ」は、期間中色々な会場で並行して音楽が奏でられているのが特徴です。
びわ湖ホールでも大、中、小、各ホールで有料コンサートが行われているだけではなく、ホールメインロビーでは無料のコンサートも色々と行われていました。
写真はびわ湖ホール四大テノールのコンサートの模様です。

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同じく無料コンサートで驚いたのは、さきらジュニアオーケストラの演奏です。
さきらジュニアオーケストラは、栗東芸術文化会館さきら(滋賀県栗東市)で2010年に発足した管弦楽団。
小学生から大学生までの楽員・楽友が月3回の練習を重ねているそうですが、とても上手なのにびっくり。
この日演奏されたのは、ブラームスの交響曲第4番の3、4楽章。
そうです、大ホールで今まさに大阪フィルが演奏しているブラームスの4番・・・。
大阪フィルが1楽章のクライマックスを演奏している頃、さきらJrオケの奏でる3楽章が始まりました。

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快晴のゴールデンウィーク初日。
びわ湖ホールの魅力のひとつは、なんといっても琵琶湖が目の前に広がっている事です。
大ホールホワイエから見た琵琶湖がこちら。
お弁当持参し、家族でピクニック気分で参加できる音楽祭、素敵ですね。

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大阪フィルは出演する2公演ともチケットは完売。
さきらJrオーケストラの元気いっぱいの演奏に負けるわけにはいきません(笑)。
そしてお客さまに喜んでいただかないと・・・。

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尾高忠明さんもオーケストラも、ゲネプロ段階から気合じゅうぶん。

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本格的な4面舞台を備えるびわ湖ホールの大ホールは、客席数は1848席。
日本を代表するオペラ劇場です。

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この日演奏したのは、最初のステージがブラームスプログラムで、
交響曲第4番とハンガリー舞曲第1番。

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2回目のステージはオールドヴォルザークで、
交響曲第9番「新世界より」とスラブ舞曲作品72-2。
どちらも1時間で終わるコプログラムですが、聴き応えのある曲目です。

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4層構造の大きなホールは、超満員のお客さまでいっぱい。

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3月の大阪フィル「第476回定期演奏会」の時と同じく、尾高マエストロの熱い指揮で、ブラームスの代表曲2曲と、

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ブラームスに才能を見出されたドヴォルザークのこちらも代表作2曲をお聴き頂きました。

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両公演とも温かい拍手をたくさんいただきました。
「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」‘熱狂の日’音楽祭、今年も楽しかったです。

昨年の「LFJびわ湖」の様子はコチラからご覧いただけます。


このところ、年末の第九でしか立つ事のないびわ湖ホールのステージ。
「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」は、滋賀のお客さまに大阪フィルの音楽をお聴き頂く大切なコンサートの場です。
お集まりいただきました超満員のお客さまに、この場を借りて感謝申し上げます。

そして、今年も大阪フィルをお招きいただきました公益財団法人びわ湖ホールの皆さまをはじめ、関係者の皆さまに御礼申し上げます。

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「LFJ」はアーチストとの距離が近いのも魅力のひとつ。
ホール内サイン会場では、先ほど公演を終えたばかりの尾高マエストロのサイン会が行われていました。

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たくさんのお客さまに気さくにサインをされるマエストロ。
写真撮影の注文にも応じられていました。


次回、尾高マエストロとご一緒するコンサートは「ソワレ・シンフォニーVOL.2」で・・・

    【ソワレ②】チラシ

マエストロの十八番、エルガーの交響曲第1番と「威風堂々」第1番を指揮して頂きます。

毎回その深いスコアリーディングに裏打ちされた明晰な解釈で、メンバーの気持ちを鷲掴みの尾高マエストロ。
7月の「ソワレ・シンフォニー」が今から楽しみです。
コンサートの詳細は、こちらです。

「大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニー>Vol.2」

日 時:7月31日(木)19:30開演(18:30開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
曲 目:エルガー/行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調 作品39-1
    エルガー/交響曲 第1番 変イ長調 作品55
料 金:均一指定:3,500円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
※大阪フィル・会員価格の設定はございません。

チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:225-259】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:54478】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



この日演奏しましたブラームスの交響曲第4番は、今月の定期演奏会でも演奏します。
「第478回定期演奏会」、指揮は大阪フィル定期3度目の登場となるイオン・マリン。

    【♯478】チラシ

こちらはブラームスの交響曲第4番とベートーヴェンの交響曲第2番という、朝比奈時代より大阪フィルにとって大切なレパートリーを2曲、お届けします。

前回の定期は、ベートーヴェンの序曲「コリオラン」、シューベルト交響曲第7番「未完成」、ブラームス交響曲第2番というプログラムでした。
ベルリンフィルはじめ、世界の一流オーケストラの指揮をしているマエストロが、直球勝負とも言えるブラームスとベートーヴェンの交響曲を大阪フィルと再度演奏したい!
これは、大阪フィルの演奏力を認めて頂いているからではないでしょうか。

うーん、名演の予感が・・・。

チケットはまだ余裕がございます。
フェスティバルホールで皆さまをお待ちいたしております。

(広報:H.I)

「第478回定期演奏会」

日 時:5月28日(水)19:00開演、5月29日(木)19:00開演
会 場:フェスティバルホール
指 揮:イオン・マリン
曲 目:ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
    ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・今年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売しております。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-937】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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