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大阪フィルとチッコリーニ、夢の共演。 ぜひお聴き下さい!

メンバーがまだ来ていない静かな練習場にピアノが鳴っています。
さっきまでの調律をしている音とは明らかに違い・・・サン=サーンスです!
もしかして、と見に行ってみると、ピアノの主が判明。

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やはりあの方でした。
メンバー数人が音出しをしているだけの比較的静かな練習場でピアノを弾く、大巨匠アルド・チッコリーニ。
しばらくその様子を見ていると、そこに下野竜也さんが来られました。

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チッコリーニと打ち合わせをされる下野マエストロ。
楽譜を示しながら、事前に注意点をチェック。
リハーサルが楽しみになってきました。

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「第479回定期演奏会」リハーサル2日目は、やはり首席客演コンマス崔文洙のチューニングで始まります。
崔のチューニングを見ているだけで安心します。
このオーラ、包み込んでしまう人間力。彼の存在は大きいのです。

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相変わらずの活躍で、大忙しの下野竜也さん。
下野マエストロの活躍は誰もが知るところで、今では押しも押されぬ日本を代表するマエストロ。
指揮をして欲しいと望むオーケストラは多いと思いますが、定期的に振って頂いている大阪フィルは幸せです。

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この日のリハーサルは、待ちに待ったサン=サーンスのピアノ協奏曲から。
下野マエストロの指揮の下、遂に巨匠チッコリーニと大阪フィルの共演が実現しました!

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巨匠チッコリーニは、ナポリ生まれで現在88歳、8月15日生まれなので、誕生日が来れば89歳になられます。
さすがに歩くお姿は年齢を感じますが、ピアノの前に座ると別人に変身(笑)
余計な力は入っておらず自然体。
しかし、葉っぱの上を朝露が転がるように均等に力が振り分けられた16分音符や、力強いフォルテにはびっくりです。

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巨匠チッコリーニのピアノは、どう表現すればいいのでしょうか。
若手ピアニストの超絶技巧を駆使するピアノとは一線を画した、ピアノという楽器の奥深さを感じさせてくれるピアノ。
聴くものを幸せにするピアノ。
ぜひ皆さまにお聴きいただきたいピアノです。

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サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番「エジプト風」。
ピアニストとしての名声を絶対的なものとしたサン=サーンスがデビュー50周年を記念して作曲し、自らソリストを務めた61歳の作品。
旅先のエジプトで作曲をし、第2楽章の中近東風のエキゾチックな楽想から「エジプト風」の愛称で親しまれています。
サン=サーンスのピアノ協奏曲全5曲の中では第2番と並んで人気の曲ですが、演奏機会はそれほど多くはありません。

大阪フィルが定期演奏会でこの曲を取り上げたのは2回。
最初は、1960年10月の第4回定期で、朝比奈隆指揮、井上二葉ピアノ独奏で演奏。
そして2度目は、2005年10月の第392回定期で李心草指揮、パスカル・ロジェのピアノ独奏。
チッコリーニはこの曲を得意としており、CDも発売されています。

コチラ ↑ リハーサルの途中に何度も見られた光景。
下野マエストロがチッコリーニにキッカケやテンポなどを確認しています。

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オーケストラの楽器編成は、独奏ピアノ、ピッコロ1、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ1、弦五部。
弦楽器のサイズは、バランスなどを考慮して、当日のお楽しみです。

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サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番「エジプト風」、こんなに綺麗な曲だったのですね。
何度もCDで、2回実演で聴いていますが、第3楽章などは震えるほど。
終わるな、終わるな! と念じていましたが、リハーサル終了。
下野マエストロがチッコリーニに拍手を贈り・・・

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握手を交わされています。
マエストロの表情が、素晴らしさを物語っていますね。

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そしてオーケストラにサンキュー!と話されて、1回目のリハーサルは終了です。
明日もリハーサルは予定されていますし、ゲネプロもございます。
もっとアンサンブルの精度は上がって行くと思われ・・・
これは間違いなく名演の予感。
出会いは一期一会。
聴いておけば良かった!なんて後悔するのはやめましょう。
自信を持ってお薦めいたします。

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サン=サーンスの熱気が冷めない練習場ですが、リハーサルは続きます。
本番ではラヴェル「古風なメヌエット」に続き、サン=サーンスが演奏されて休憩。
後半が、ブルックナーの序曲ト短調、ヒンデミットの交響曲「画家マティス」と続きます。

それぞれ比較的短めの曲が多いため、20時45分頃には終わりそうです。
あ、もちろんチッコリーニのアンコールの状況次第ですが。

記録にも記憶にも残る定期演奏会になりそうです。
どうぞフェスティバルホールに足をお運びください。
皆さまのお越しをお待ちしています。

(広報:H.II)

     【♯479】チラシ

「第479回定期演奏会」

日 時:6月26日(木)、27日(金)19時開演(18時開場)
会 場フェスティバルホール
指 揮:下野竜也
独 奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲 目:ラヴェル/古風なメヌエット
    サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103 「エジプト風」
    ブルックナー/序曲 ト短調
    ヒンデミット/交響曲 「画家マティス」
料 金:A席:6,000円 B席:5,000円 C席:4,000円 BOX:7,000円
    学生席(3階席):1,000円(25歳以下の学生。要学生証)

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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