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「親子のためのオーケストラ体験教室」は今年も大盛況でした!

夏休み恒例の人気コンサート「親子のためのオーケストラ体験教室」は、8月2日(土)と3日(日)の2日間、私たちの練習場、大フィル会館で開催いたしました。

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このコンサートは「体験教室」と銘打っているように、楽器を触ったりオーケストラを指揮したり、オーケストラをバックに一緒に歌ったり、実際に音楽に触れあえる参加型のコンサートです。
当日のプログラムをご覧ください。

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参加はゼロ歳の赤ちゃんからOK。
ただし、ゼロ歳から入場料1000円が必要になります。
わが子のために最初に入場料を支払う記念すべきコンサートだと思います。

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このコンサート、11時と14時の1日2回を2日間、計4公演開催。
大フィル会館客席数300席ですので1200枚のチケットが発売から1週間ほどで完売する人気の公演です。

子供たちと親しく触れ合う意味からも、メンバーは普段着で演奏します。
コンサートマスターは、首席コンマスの田野倉雅秋。
彼のチューニングで「親子のためのオーケストラ体験教室」はスタートです!

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名刺代わりの1曲目、ポルカ「雷鳴と稲妻」で始まりました。

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子供向けのコンサート、といっても一切手抜きはありません。
このコンサートを指揮するのは、すっかりお馴染みとなりました・・・
お父さんにしたい指揮者No.1、円光寺雅彦さんです。

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年間通して共演回数の多い円光寺さんは、大阪フィルを鳴らすツボを良くご存知。
そして、おしゃべりのセンスが素晴らしく、子供たちが笑いながらリラックスして音楽と触れ合うには、無くてはならない指揮者にして司会者なのです。

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打楽器が雷鳴を轟かせ、ポルカ「雷鳴と稲妻」が終了しました。
改めてお客さまにご挨拶です。
「オーケストラは皆さまの街のオーケストラ、大阪フィルハーモー交響楽団です!」

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そして、円光寺マエストロより楽器の紹介があり、続けて奏者が演奏をします。

「皆さま、良くご存知のヴァイオリン。 ヴァイオリンだけだとこんな音がします!」
コンマス田野倉雅秋のヴァイオリンソロが鳴り響きました。

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「ヴァイオリンよりも少し大きな楽器、ヴィオラです。 どんな音がするのでしょうか。」
ヴィオラを弾くのは小野眞優美です。

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「これくらい大きくなると、もうアゴに挟んで弾く訳にはいきません。 地面に突き刺して弾くチェロです。」
チェロを奏でるのは近藤浩志。

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「ここで皆さん、一つ覚えてください! オーケストラの楽器は大きくなるほど低い音がし、小さくなるほど高い音がします。
この大きなコントラバスはどんな音がするのかと言うと・・・」
コントラバスを弾くのは、皆さまご存知の新眞二です。

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「この楽器も弦楽器の種類に入ります。47本の弦を指で弾いて奏でるハープです。さて、どんな音がするのでしょうか。」
エキストラの佐々木千恵さんが「アナと雪の女王」など人気の曲で楽器を紹介されました。

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「ここからは木管楽器です。 まず紹介するのはフルート。 今でこそ金属で出来ていますが、昔は木で出来ていたので木管楽器です。 小さなピッコロも合わせて紹介しましょう」 
左からフルート上野博昭、エキストラ本庄ちひろさん、ピッコロ井上登紀が簡単なアンサンブルを披露しました。

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「同じ木管楽器の仲間ですが、先ほどのフルートとは違い楽器を縦に吹くのがこのオーボエです。管の先にリードというのを付けて吹きます。リードだけで吹くとこんな音ですが、リードを楽器に装着するとこんな音がします」
オーボエを吹くのは浅川和宏。 
「白鳥の湖」を吹く姿を、子供たちは目を輝かせて見ていました。

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「こちらはクラリネットです。 同じような形をしていますが、唇を当てて息を入れるところなどが違います。 華やかな音がします」
クラリネットを演奏するのはブルックス・トーン。

みんな楽器の特徴がよく判る選曲を考えているようで、楽器紹介のコーナーは毎回面白いです。

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「木管楽器で一番大きなファゴットです。 とても大きな楽器ですが、分解すると小さなカバンに収まるそうです。 さてどんな音がするのでしょうか」
ファゴットを吹くのは久住雅人。 ポケットからアンパンマンのカバーを取り出して、楽器の先に装着してアンパンマンの歌を演奏。 
子供たちも一緒に合唱しました。

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「ここからは金管楽器の仲間です。 グルグル巻きのホルンという楽器、管を伸ばすと4メートル近くになるそうです。 4人が出て来てくれました。 どんな演奏をしてくれるのでしょうか」
現在の大フィルホルンメンバー、右より1番から4番まで順に並んでいます。
右から高橋将純、蒲生絢子、藤原雄一、山本秀樹が、短いアンサンブルの曲を披露してくれました。

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この楽器は皆さんご存知ですね。 トランペットです。 さっそく聞いてみましょう」 
演奏するのは篠﨑孝。
「ようかい体操第1!」と叫び、トランペットを吹き始めたのですが、ちびっ子は皆歌っていてびっくりしました。
この曲、子供たちの間で流行っているそうですね。 知りませんでした。
 
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「さあ出て来ました、管をスライドさせて音を変えるトロンボーンという楽器です。」
トロンボーンを演奏するのは、ロイド・タカモト。
形状的にも面白いので、ちびっ子には人気の楽器ですね。

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「金管楽器で一番大きな楽器がこのテューバです。 さて、今日はどんな楽器紹介をしてくれるのでしょうか」
楽器紹介で不動の一番人気を誇る川浪浩一のテューバを抱えてのラジオ体操。
ラジオ体操第1のテーマを吹きながら、飛んだり跳ねたり、身体を反らしたり回したり・・・
テューバのような大きな楽器を持って演奏する奏者は、体力勝負ですね。

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「音を叩いて音を出す、打楽器の紹介に移ります。 打楽器でいちばん登場回数の多い楽器が、ティンパニです。ドレミファソラシドも出せるそうです。聞いてみましょう、こんな音がします。」

威勢よくティンパニを叩いていた堀内吉昌も、音階を叩いてみて!と言われて苦笑しながらも・・・見事に決めてくれました。

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「叩いて音が出れば何でも楽器です。 皆さん良くご存知の、小太鼓、シンバル、大太鼓ですが、プロが叩くとこうなります。」
これは、音楽の授業で自分たちが叩いていたレベルと違う事は子供でも判ります。
左から小太鼓の久保田善則、シンバルの中村拓美、大太鼓のエキストラ堀内聖子さん。

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楽器紹介が終わると、その楽器を実際に触れるコーナーに突入します。
そのことを、リピーターのお客さまは良く知っています。
「皆さん、まだですよ。 まだ座ってていてください (笑)。」
円光寺マエストロが注意事項を話した後、ホール内は人でいっぱい。
子供たちが楽器を触る姿を親が真剣に写真を撮る。
撮影大会になりました。 それにしても凄い人の数です。

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小さな女の子がテューバを吹く姿、可愛いですね。
ここには写っていませんが、いつも変わらず1番人気は、ハープです。
特に女の子には大人気。 今回も長蛇の列が出来ていました。

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「皆さん、終了です! 自分の席に戻ってください。 いいですか、ここで質問です。 オーケストラには楽器の他にもう一つ必要なものが有ります。 さてなんでしょうか!」
「指揮者!」と子供たち。

毎年の事なので、一度でも来た子供たちなら、次が指揮者体験コーナーだと判っています。

「指揮したい人?」の問いかけに、ほぼ全員の子供たちが元気に「ハーイ!」。
「今回は皆さんに指揮の見本を見せてくれる人を紹介します。 首席コンマスの田野倉雅秋さんです!」
この指揮の見本は毎回、円光寺マエストロがその場の思い付きで指名がかかります。
なので奏者はビクビク。

第1ステージは首席コンマスの田野倉雅秋が、見事な指揮を披露しました。

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第2ステージで指揮を披露したのは、くまもん です(笑)。
「運命」の ジャジャジャジャーーーンを切らずに、思いっきり引っ張って指揮したホルンの高橋将純。
そういえば、楽器紹介では ガチャピン がいてたような・・・(笑)。
このあたり、ホルン演奏と同様、確実にツボを押さえてきますね。
すっかり存在感を増した感じですが、入団は今年の1月とまだまだ新人。
いやーそれにしても見事です!

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第3ステージ、マエストロは2ndヴァイオリンのトップ奏者・宮田英恵を指名。
「ハーイ」と元気いっぱいに登場し・・・可愛く決めてくれました。
昨年11月入団の宮田ですが、定期演奏会の終演後にはお客さまを見送ろうと、決まってホール出口に立っています。
そんな宮田英恵を見かけたら、どうぞ声をかけてやってください。
よろしくお願いします。

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最終の第4ステージでマエストロに指名をされたのは、オーボエの大島弥州夫。
宮田と同じく昨年11月入団の大島、オーボエの2番と、イングリッシュホルンを担当しています。
学生を指導しているからでしょうか、指揮は慣れている感じですね。
しっかり両手を使っての指揮、さすがです。
「新世界」の第2楽章など、管楽器奏者は入団即ソリスト級の活躍を求められます。
大島の演奏にどうぞご期待ください!

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実際の子供たちの指揮体験コーナーは、模範指揮が良かったからでしょうか・・・
皆さん笑いを取りながらも、決めるところはキッチリ決めてくれました。

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次のコーナーは、元気いっぱいジャンケンをして選ばれた子供たちによるオーケストラとの共演です。
カルメンの第1幕前奏曲‘闘牛士’を、上手に打楽器を使って演奏してくれました。

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そしてオーケストラをバックに「さんぽ」皆で歌いました!
楽しい時間はあっという間に過ぎて行きます。

「皆さん、最後に日本の民謡を使って作られた曲を演奏するので聴いてください!」

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管楽器奏者が一斉に小さな拍子木を打ち鳴らします。

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そしてお寺にあるような立派な鐘が鳴り、「あんたがたどこさ」が始まりました。

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外山雄三作曲「管弦楽のためのラプソディ」です。
「大阪クラシック」の最終公演定番アンコール「八木節」でお馴染みの曲ですが、
普段はせいぜい静かな「信濃追分」くらいから最後の「八木節」を演奏するくらい。
この日は全曲を演奏しました。
ちびっ子も静かに聴いてくれましたよ!

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引き続きアンコールに突入です。
オッフェンバックの「天国と地獄」から‘カンカン’です。
この曲に合わせて、オーケストラと客席の真ん中の空きスペースでは、スタッフと子供たちが輪になって踊る!というのいがいつもの光景ですが・・・この日も見事に幾重にも輪になって回っていました。

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「今日は楽しかった!というお友達。  また来年も来よう!というお友達。 今日はありがとうございました。 また来年お会いしましょう! さようなら」 と円光寺マエストロ。

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そして、オーケストラもお客さまに手を振って別れを告げました。
これも定期演奏会では見ることのない光景ですね。
「本当に楽しかったです。 皆さま、来年もまたお会いしましょう!」

という事で、2日間にわたる「親子のためのオーケストラ体験教室」の終了しました。

毎年このコンサートで初めてオーケストラに触れられる方がたくさんいらっしゃいます。
そしてその多くは、来年も来られます。
こうしてクラシック音楽のファンが増えていけば良いですね。
大阪フィルのファンが増えていけばこれほど幸せなことは有りません。

しかし、なかなかそう上手くはいきません。
色々と問題は有るとは思いますが・・・
この次のステップとなるコンサートが少ないのも事実です。

そんな中、コンサートホールでのきちんとしたコンサートなので「ゼロ歳から参加できます!」という訳にはいきませんが、
未就学児童でなければぜひお越しいただきたいコンサートを、8月31日夏休み最後の日に開催いたします。

それは、「Enjoy!オーケストラ~ある愛の物語~」というコンサート。

      【Enjoy①】チラシ表

このコンサートは、子供向けではありません。
初心者はもちろん、中・上級者でも十分楽しめるコンサートです。

バーンスタイン「キャンディード」序曲で始まり、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」より、R.シュトラウス「ばらの騎士」組曲など、愛をテーマに持った名曲の数々をお届けします!

このプログラムで、一般1500円、学生800円とチケット代はとても安くなっております。
大阪市が主催のコンサートなのでこの価格が実現したという訳です!

指揮は躍動感のある指揮が魅力の金聖響さん。
会場はザ・シンフォニーホールです。 ぜひお越しください。

「Enjoy!オーケストラ〈PartⅠ〉~ある愛の物語~」

日 時:8月31日(日)15時開演(14時会場開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:金 聖響
司 会:好本 惠
曲 目:
バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲
プロコフィエフ/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より
“モンタギュー家とキャプレット家”“ロメオとジュリエット”“タイボルトの死”
マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲

料 金:一般:1,500円、学生(高校生以下):800円

※学生券をお買い求めのお客さまは、当日、学生証などの身分証をご持参ください。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:233-722】
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:57685】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890

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