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2日続けて鳴り響いた‘炎のコバケン’の熱い音楽!

大阪フィルの夏の風物詩「3大交響曲の夕べ」は、台風の影響で開催が危ぶまれましたが、予定通り開催することが出来ました。
足元の悪い中ご来場頂きました皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

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(C)森口ミツル

今年は「3大交響曲の夕べ」の前日も、鳥取県米子で‘炎のコバケン’小林研一郎さんの指揮による演奏会が行われました。
2日続きの本番の熱いステージの模様をリポートいたしましょう。

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鳥取県米子でのコンサートは、米子市公会堂リニューアルオープンを記念するもの。
こちらが今年の3月にオープンしたばかりの米子市公会堂。

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ステージから開場前の客席を見るとこんな感じです。
1120席の客席にはまだ誰も座っていません。
このコンサートのチケットは、S席6500円、A席4500円と決してお安くは有りませんが、チケットは早々に全席完売だそうです。

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「コバケンさんと大阪フィルの演奏を、新装なった米子市公会堂で聴きたい!」
本番中、1階席の様子を後方から見ていても、お客さまの思いが伝わって来るようです。

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メインのドヴォルザーク「新世界より」第2楽章では、皆さまお待ちかねのイングリッシュホルンによる「家路」のメロディが米子市公会堂に鳴り渡りました。

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コバケンさんからのご挨拶に続き、アンコールは「ダニーボーイ」。
「3大交響曲の夕べ」のお約束必勝パターンですが、お客さまは大喜びです(笑)。
この日も台風11号の影響が心配されましたが、‘炎のコバケン’の熱い演奏は台風を寄せ付けることなく、拍手喝采で終わった「米子演奏会」でした。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
また、米子市公会堂をはじめとする関係者の皆さま、大変お世話になりました。

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そして、日が明けて「3大交響曲の夕べ」本番の日。
台風が直撃するのでは!との心配から、お問い合わせもたくさんいただきましたが、
当初より、開演時間が17時と遅めだったこともあり、基本的には主要公共交通機関が止まらない限りは開催の方向では決めていました。
それでも台風の進路などを逐一確認しつつ、最終的に14時に開催を決定!
オーケストラのメンバーは開催を前提に動いていたこともあり、予定通りにゲネプロも行われました。

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前日の米子公演でお客さまの拍手を浴びていた大島弥州夫の吹くイングリッシュホルンは、この日も絶好調。
大阪のお客さまにも喜んで頂けるはずです。

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昨日の反省点を踏まえて、マエストロの気になる個所を取り出して指示が出されます。
「この音はノンビブラートでお願いします」
「そうです。その音でお願いします。」

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ステージ上ではそんなやり取りが行われていますが、お互い分かりあっているので話は早いです。
この日も演奏曲を良くご存知の方なら驚かれるような強弱の指示がありました。
いつ聴いても新鮮な「3大交響曲」は、実際に毎回新しい表現で演奏されているのです。
お客さまの喜ぶ表情、驚く表情といった生の反応を感じたい。
マエストロの音楽は、お客さま有ってのものなのでしょうね。
今日もお客さまの喜ばれる表情が見られるはずです。

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本番前の楽屋でフェスティバルホールのスタッフの方から‘大入り袋’が配られました。
本日は、超満員札止めです。
マエストロはもちろん、メンバーのモチベーションが上がったのは言うまでもありません。

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首席客演コンマス崔文洙によるチューニングが始まりました。
さあ、楽しい音楽の時間が始まりマス。

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(C)森口ミツル

「3大交響曲の夕べ」で演奏する曲はご存知の通り、シューベルト/交響曲第7番「未完成」、ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」、ドボルザーク/交響曲第9番「新世界より」。
どれも作曲家畢生の名曲です。

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(C)森口ミツル

前半の「未完成」と「運命」だけでも1時間はかかります。
休憩20分とメインの「新世界」の演奏時間を考えると、本編だけでもざっと2時間を超えるヘビー級のコンサート。
コバケンさんは渾身の指揮で、この名曲の魅力を大阪フィルから引き出されます。

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(C)森口ミツル

その結果、感動を絵に描いたような名演奏が決まって生まれるのが、このコンサート。
2日続けて「運命」と「新世界」を指揮するマエストロ、想像以上に大変なことです。

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(C)森口ミツル

そしてそれは、奏者も同じことです。
管楽器のメンバーは全員がソリストのようなもの。
お客さまがレコードやCDで耳にタコが出来るほど聴きこんだ3大交響曲のメロディを演奏するのは、高橋将純、蒲生絢子、山本秀樹、エキストラ林伸行さんたちホルン奏者だけでなく・・・

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(C)森口ミツル

トロンボーンのロイド・タカモト、安藤正行、吉田勝博やチューバの川浪浩一も、もちろんイングリッシュホルンの大島弥州夫も・・・

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(C)森口ミツル

トランペットの秋月孝之、橋爪伴之や、
フルート野津臣貴博、エキストラ林広真さん、オーボエ浅川和宏、エキストラ新田祐子さん、クラリネット ブルックス・トーン、田本摂理、ファゴット久住雅人、熊谷将弘たち木管奏者も、プレッシャーもかかりながら、それを克服して演奏しています。

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ドヴォルザーク「新世界より」第4楽章でただ1回だけ静かに鳴り響くシンバルも、久保田善則が見事に決め、演奏は大詰めを迎えました。

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「皆さまの思いを音に乗せ、客席に届けるのです!」
コバケンマエストロ得意のポーズも飛び出し、最後の音が静かにフェスティバルホールに消えていきました。

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拍手喝采、ブラヴォーの中、マエストロはコンマス崔と抱き合い健闘を称え合い、

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(C)森口ミツル

改めてお客さまにコンマス崔文洙を紹介。
そして、頑張った奏者全員を立たせて称賛されました。
真っ先に指名されたのは、イングリッシュホルンの大島弥州夫でした。

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(C)森口ミツル

鳴り止まない拍手に応え、何度かカーテンコールを繰り返した後、

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(C)森口ミツル

いつものように直接お客さまに語り始められました。

「皆さまの熱い思いが台風を遠ざけ、無事にコンサートを開催する事が出来ました。 3大交響曲を演奏するのは、体力的にも大変きついのですが、皆さまの声援が私たちにパワーを与えてくれました。 ありがとうございました。 アンコールは、やはりこの曲ですね。」

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前半はヴィオラとチェロが深い音でメロディを奏で、後半めいっぱいメリハリを付けてヴァイオリンに美しいメロディが移る、弦16型でお届けするコバケンさん得意のアンコールピース「ダニーボーイ」。
まるで祈りのような音楽が、フェスティバルホールに鳴り渡りました。

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何度も客席に感謝の気持ちを表すマエストロ。

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オーケストラもお客さまに感謝の気持ちを示し、感動的なコンサートは終了しました。

コンサートは無事に開催出来ましたが、中にはお住まいの地区から出て来るのが大変で諦められた方もおられたとお聞きしております。
残念ながらご来場いただけなかった皆さまに深くお詫び申し上げますとともに、
この先の大阪フィルのコンサートへのご来場を心からお待ち申し上げております。


次回、フェスティバルホールでのコンサートは、9月開催の「第481回定期演奏会」。
桂冠指揮者・大植英次の指揮で、マーラー交響曲第6番「悲劇的」を演奏いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

(広報:H.I)

      【♯481】チラシ

「第481回定期演奏会」

日 時:9月25日(木)、26日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:大植英次
曲 目:マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円

※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。

・チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:218-941】

・お問合せ
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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