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首席指揮者・井上道義、ただ今現場に戻って参りました!

池袋にある東京芸術劇場のステージです。

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まるで本番前のステージのように椅子が並んでいます。
これから始まるのはオーケストラの演奏ではありません。

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これから始まるのは・・・

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(C)星ひかる

井上道義マエストロの復帰会見です。

オーケストラの奏者の位置には音楽記者やホール、オーケストラ関係者が座ります。
そして程なく、井上マエストロが入場し、指揮台にスタンバイ。

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(C)星ひかる

コンマスと握手を交わし、皆さま一度お立ちになって「よろしくお願いします!」(笑)。
コンマスの位置には、大阪フィル事務局の演奏事業部長・福山修が座っています。
マエストロは何と言っても大阪フィルの首席指揮者ですからね・・・そんな関係で席が決まってしまいました。

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体調不良を覚えてから、現在に至るまでを説明する井上マエストロ。

「大阪フィルの首席指揮者就任披露公演を終えて、一息ついたので軽い気持ちで検査を受けたところ、悪性の腫瘍が見つかった。 酒も煙草もやらない僕が咽頭癌。 そこから先はいろいろ大変だったが、医者が言うには、運の良いことに僕の癌は原因がウイルス性だったため放射線療法が良く効き、転移の心配はなく、完治だそうです。」

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(C)星ひかる

「闘病中は声は出ないし、喉が痛くて食べ物はおろか、水を飲むのも辛かった。 さらに耳も中耳炎になって聞こえなくなって筆談のみで人とつながった。 百日咳も併発し咳と痰の波状攻撃には本当に参った。 本当に体が辛い時は音楽なんていらなくなってしまうんだということが分かった。」

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「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから。 皆さまからの励ましの手紙や寄せ書き、千羽鶴などに、とても元気付けられました。」

そう語り、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを、ひとつづつ紹介するマエストロ。
この日を迎えるにあたって、会場にどうしてもディスプレイしたいとマエストロが強く希望されたモノでした。

左側の黄色やピンクの星形の寄せ書きは・・・

(第478回定期演奏会のホワイエでの寄せ書き風景)
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(C)飯島隆

大阪フィル「第478回定期」で、ファンの皆さまに‘星に願いを!’と思いを書いて貼って頂いたもの。

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(C)飯島隆

皆さまの思いはマエストロに届き、すっかり元気になられました!
そして、ファンの皆さまから届けられた寄せ書きや千羽鶴などが、この日の復帰会見を背後から見守っていました。

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「今はもう一度生まれ変わったような気持ち。 なぜ自分は生きているのか、これからどう生きていくのか、入院中から現在もずっと考えている事だが、まずはひとつひとつ目の前のことを大切に考えていきたい。 そしてファンの皆さまに応えたい。」

そういって、少し前まで飲むことさえできなかった水を グビッ。

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「食べられないので胃ろうで食いつないだのですが、結果10キロ以上も痩せました。」

そう語る井上マエストロ、上着を脱ぐと確かに一層スリムになられましたね。

「以前から演出家の野田秀樹さんと、いつか一緒にやりたいねって言い続けて来たんだけど、ようやく決まったたので報告します。 モーツァルトの「フィガロの結婚」を一緒に作ることになりました。 それを持って、来年5月、6月、10月、11月に全国を廻る。 これは今から楽しみです!」

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しかし、この優しい笑顔は健在です(笑)。
この日の会見には、音楽関係の媒体の記者だけでなく、日本中のオーケストラやホール関係者が70名以上も集まりました。
「マエストロの元気な姿が見たかった。」 
「もう一度元気に戻って来てくれてありがとう!」

復帰会見と同時刻、話題公演の初日と重なっていたのに、これだけの関係者が集まったには正直驚きました。
井上道義という人間は、本当に愛されているんだなーって・・・。

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会見の最後はフォトセッション。
カメラマンの注文に笑顔で応えるマエストロ。
そして、個別にご来場のすべての関係者と話されていました。

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(C)星ひかる

「マエストロ、こちらもお願いします!」 に、この笑顔。

井上道義復帰第1弾は、今月11日の鎌倉芸術館で開催されるNHK交響楽団とのブルックナーシリーズ「いざ、鎌倉への道 Vol.4」で、ブルックナーの交響曲第9番です。
そして同じプログラムを翌12日、上田市のサントミューゼ大ホールでも演奏。
ブルックナー9番で復帰というのもスゴイですね!

そして、23日、24日はフェスティバルホールで、大阪フィル「第482回定期演奏会」。
リハーサルは20日からなので、もうすぐです。
コチラはメインがチャイコフスキー交響曲第4番。
井上マエストロと大阪フィルが最初に共演した思い出の曲、1978年、フェスティバルホールでのことでした。
そして、人気ピアニストのユリアンナ・アヴデーエワさんと、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。
オープニングが、ショスタコーヴィチ「ロシアとキルギスの主題による序曲」。

4月に続いて、大迫力のオールロシアプログラムです。
井上道義の復帰演奏会にぜひお越しください!
フェスティバルホールでお待ちしています。

(広報:H.I)

      【#482】チラシ

「第482回定期演奏会」

日 時:10月23日(木)、24日(金)19時開演(18時開場)
会 場:フェスティバルホール
指 揮:井上道義
独 奏:ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
曲 目:ショスタコーヴィチ/ロシアとキルギスの主題による序曲 作品115
    プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
    チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
料 金:A席:6,000円、B席:5,000円、C席:4,000円
    学生席(3階席):1,000円、BOX席:7,000円
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
[学生席について]
・2014年度より3階を学生席(25歳以下)として前売り販売いたします。
・ご予約は、一般発売日より大阪フィル公式HPでお申込みください(インターネット販売のみ)。
 引換券を発行いたします。
・当日、窓口にて学生証を提示の上、引換券を座席券に交換してください。
・整理券の番号順に良い座席をご用意させていただきます。
・尚、ご入場後も係員がお座席にて学生証の提示をお願いする場合がございます。
チケット販売所
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:219-199】

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890


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