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今日の夜、ちょっと時間ありませんか。

「ソワレ・シンフォニーVol.3」は、本日開催です。

      【ソワレ③】チラシ表

大阪フィルとザ・シンフォニーホールの共催で行うこのコンサート。
いつもより遅めの19時半に開演し、いつもより早めの20時半過ぎには終了。
盛り沢山の内容をギュッと60分に濃縮したコンサートです。

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久し振りに指揮をして頂く外山雄三マエストロのリハーサル2日目の様子をお伝えしましょう。
コンサートマスターを務めるのは、首席コンマス田野倉雅秋。
田野倉のチューニングでリハーサルスタートです。

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久し振りの大阪フィルの指揮台ですが、外山マエストロは余計な事を一切話されません。
「よろしくお願いします」とだけ言うと、指揮棒を軽く動かされました。

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ヴァイオリンが静かに刻み、フルートとファゴットが民族色の強いメロディを奏でます。
チャイコフスキー交響曲第1番の第1楽章。
この曲には「冬の日の幻想」という標題が付いていますが、これはチャイコフスキー本人が付けたもの。

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外山マエストロは、第1楽章からゆったりとした巨匠テンポで指揮をされます。
時おりオーケストラを止めて、スコアに照らし合わせて強弱記号やアーティキュレーションを指示されます。、
ご自身も作曲家としての顔をお待ちだからでしょうか、スコアに忠実な印象を持ちました。

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コンマス田野倉も積極的にマエストロに確認をします。
ボーイングなどは、「それはコンマスが決めなさい」というケースもあったり、
マエストロとの音楽作りを探りながら進めている感じのコンマス田野倉雅秋。

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チャイコフスキーの作品の中でも比較的演奏機会の少ない交響曲第1番。
この曲についてマエストロは、「成熟度が不足しているとか、個性が反映されていないなどの意見があるが、私は既に強烈な主張があり、後の円熟を予感させるものと様々な試みが共存して実に興味深いと考えている。」とチラシのメッセージに記されています。
プロのオーケストラよりどちらかと言うと、学生オケやアマオケで演奏される機会の多い「冬の日の幻想」。

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全編聴きどころ満載ですが、とりわけ第2楽章の美しさは特筆ものです。
「陰気な土地、霧の土地」という表題をこの楽章に本人が付けたそうですが、そんな感じはあまりしません。
ミュートを装着したヴァイオリンの美しい序奏を経て登場するオーボエのリリカルなメロディ。
そのメロディにフルートとファゴットが絡んでいくところ、堪りません。

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そのメロディーが、今度は人の声で歌うようにチェロで奏でられ・・・

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色々と展開していく中で、最後はホルンが奏でます。
写真は5本のホルンで演奏していますが、このメロディは前に座っている1番奏者と2番奏者が奏でます。

この曲の楽器編成を写真に合わせて紹介しましょう。
ホルンは4本(1番のアシスタント1名付)・・・

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オーボエ2、ファゴット2、トロンボーン3、テューバ1・・・

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ピッコロ1、フルート2(頭だけでゴメンナサイ!)、クラリネット2、トランペット2・・・

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打楽器では、ティンパニ1、大太鼓1、シンバル1。

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弦五部は、1stヴァイオリン16型で臨みます。
下手に1stヴァイオリン、その奥に2ndヴァイオリンが並び・・・

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1stヴァイオリンと向き合うカタチで、上手にヴィオラが並びます。
その隣にチェロが並び・・・

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後ろにコントラバスが並びます。

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オーケストラ全体を見ると、こんな感じです。

会場はザ・シンフォニーホール。
弦16型の編成は、ザ・シンフォニーホールのステージでは綺麗にハマります。
残響2秒の奇跡のホールで聴く、迫力いっぱいのオーケストラサウンド。
どうぞご期待下さい!

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プログラムとしては、まずオープニングに外山マエストロ自作の「前奏曲」(2012)をお聴き頂きます。
この曲はマエストロが80歳になられたのを記念して作曲されたもの。
「まだまだこれから。 こんなものじゃないと言う思いを込めて‘前奏曲’と名付けた」と、先日の取材の席でマエストロは語られていました。
なかなか経験する事のない作曲家による自作自演、ご期待下さい!

そして、続いて演奏するのはお馴染み、チャイコフスキーの「白鳥の湖」から3曲。
もちろん1曲目は‘情景’です。
これは余計な説明は必要ありません。
間違いなく皆さん良くご存知の名曲です。 実演で聴いてみて下さい!

(「ソワレ・シンフォニーVol.2」 エルガー交響曲第1番 演奏風景)
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(C)飯島隆

最後にもう一度繰り返しますが、
開演は19時半ですので通常のコンサートには間に合わない!と仰る皆さまもお越し頂けるのではないでしょうか?
演奏時間は、60分と少しです。 いつもより早く終わります。
終演後の食事も、いつも以上にゆったりお過ごし頂けるのではないでしょうか?

そんな事からも、このコンサートはいつもに比べ圧倒的に当日券が良く出ます。
当日になって、「時間が出来たのでちょっと行ってみようか!」
そんな軽い感じでザ・シンフォニーホールにお越し下さい。
当日券、たくさんご用意してお待ちしております!

(広報:H.)

「大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニー>Vol.3」

日 時:10月15日(水)19:30開演(18:30開場)
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:外山雄三
曲 目:
外山雄三/前奏曲(2012)
チャイコフスキー/バレエ組曲「白鳥の湖」より“情景”“四羽の白鳥”“チャルダッシュ”
チャイコフスキー/交響曲 第1番 ト短調 作品13 「冬の日の幻想」
料 金:均一指定:3,500円
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
※当日券は18時半より販売致します。

お問合せ:大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890



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